2024問題から一年 実態と課題は
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年3月31日(月)
2039号になります
今日もよろしくお願いします
今日で2024年度も終了です
年度末や年度初めと言う概念が
あまり関係のない当社や,私個人にとって
今日や明日がそれほど特別な意味は
もっていません
新入社員や入社式などがいる訳でなし
新番組のスタートで実感するくらいです
春は別れと出会いの季節
なんていいますが
そう言ったシーンに立ち会えるのは
貴重な経験だと感じます
さて、ちょうど1年前の昨年四月から
旅客や物流など運輸業界全体で
「2024年問題」
いわゆる
働き方改革関連法に基づいて
ドライバーの労働時間に上限が設けられる
などの改正で生じる
さまざまな問題の総称なんですが
その施行から約1年が経ち
運輸、物流業界にはどんな変化や
影響があったのか、あっているのか
私の知る所や聞いた所、
そして
感じたことをあげてみます
労働環境の改善という点では、
確かにこれまでよりも規制が厳しくなった分
労働時間の短縮には繋がったようです
しかし、出勤から退勤までの労働時間が
圧縮されただけという感じで
相変わらず配送先や集荷先での荷待ち時間は
改善されてなかったり
発送元と配送先でのパレットの規格が異なり
手積みや手降ろしという重労働が
何時間も行われたりしているうえ
これまでは空いている
夜中を利用してに移動していたのに
出勤時間を遅らせるため
混雑する朝の通勤時間に
移動をせざるを得なくなったなどという
声もよく聞きます
さらに乗務員の純粋な運転時間が短くなり
距離による手当などは以前よりも下がった
休みは多くなったが給料は減った
なんていう声はよく聞きます
「働き方改革関連法」というのは
現場を知らない役人が作るだけあって
乗務員にとって決して望んでいた
ものでもないようです
それに物流コストの増加が止まりません
燃料は相変わらず下がりませんし
人件費や各種コストは上がり続けます
消費者にとっても配送料金などが
どんどん上がり続けます
送料無料が決していいとは思いませんが
物価と連動して物流コストが高騰して
生活を圧迫するのも2024年問題が
一役買ってしまってる実態があります
話はバスの話で恐縮ですが
昨日の愛媛日帰りツアー
距離的にはそれほど大した距離ではないけど
時間が長い
朝7時から夜11時まで16時間
実際はもっとですが
この勤務時間の影響で交代運転手が必要
1台当たり2名の乗務員
したがって3台で6人の乗務員を
要する事となって
これまでできてたことが
かなり制限されるようになりました
乗務員不足の状態でこれだけの人員が
必要となれば自然と貸切バス代も上がります
これも2024年問題の影響です
導入からちょうど一年
この問題はまだ解決には至っておらず
業界全体でのさらなる努力が必要です
配送を依頼する荷主や
宅配便を利用する一般消費者には
物流業にもっと理解が必要だと思います
どんなものも作られて運ばれて
購入する事ができます
運転手さんを大事にしないと
この国の物流は止まってしまします
この一年、まだ浸透が足りないのでしょうが
今後も意識していかないと
この課題は残り続づけるでしょう
それでは今日はこれくらいで