貸切バスの予約事情と旅行計画のポイント
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年5月8日(木)
2077号になります
今日もよろしくお願いします
今ってどういう業務をやってるか?
というと、5~7月の近い出発分の
変更処理とか確認とかですが
それに並行して秋の旅行シーズンの手配
特に紅葉時期の週末は
既にバスの予約が埋まりつつあります
旅行の準備をスムーズに進めるには
詳細を後回しにしても
まず日程を決め
日帰りなら貸切バス
泊まりならバスとホテルを
先に確保することが重要です
中には完全に行程を決めないと
いけないと思っているお客様もいて
今は需要の回復で昼食場所やホテル
バス手配が困難になっていますから
まずは「旅の骨格」だけでも押さえないと
全く空いてない状態では話になりません
バスの運行には乗務員の
拘束時間や走行距離の制限があります
拘束時間は基本13時間以内
最大でも16時間
週に2回まで15時間超の延長が可能で
運転距離は昼間500km、
夜間400km迄で、
昼夜を含む場合は合計600kmまで
長距離や繁忙期の連日運行では
安全確保のため慎重な計画が求められます
日帰り旅行では、
乗務前後の点検業務も含めて
最大16時間の拘束時間が発生するため
現実的に一人の運転手で
対応できる範囲は限られています
今は泊りより日帰りの長距離運行が
かなり慎重になっています
距離や拘束時間を超える場合
深夜運行が必要な場合は
交代運転手の配置基準があり
運転手2名体制が求められます
金額は1名運行に比べ
約1.5倍以上に上昇します
おととしの料金改定だけでなく
昨年の「2024年問題」と呼ばれる
乗務員の残業規制や労働基準の改革で
実質的にバス代はかなり上がっています
尚且つ、直近の予約になれば
空いていたとしても確実に高く取られます
計画の際には早めの予約と
柔軟なスケジュール調整が
ますます重要になりますよ!
バスを使う計画がある際は
おおいたツーリストにご連絡下さい
それでは今日はこれくらいで