風化させてはいけない日航機事故
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
(御巣鷹の尾根にある昇魂の碑)
(現在のJAL機)
37年前の今日8月12日
午後6時56分
520人が犠牲になった
日航ジャンボ機の墜落事故
524人の乗った日航123便は
群馬県の山中、御巣鷹山に墜落
世界の航空機事故史上最悪の
犠牲者を出してしまった
あの忘れられない日です
お盆の間中というか、夏休み中
とにかく連日テレビの情報番組は
ずっと現地からの中継を
やっていたのを覚えています
さまざまな家族のエピソードや
遺品となる手帳や手記がでてきたり
毎日、痛ましい事故の報道ばかりでした
あれからもう37年だそうです
今年も遺族や日航関係者が
墜落現場の「御巣鷹の尾根」に向け
慰霊の登山をしています
昨年までの二年は
コロナの影響で
慰霊登山も追悼慰霊式も
遺族は合同での参加はせず
関係者などで実施していましたが
今年は遺族やJALの関係者などが
暑い中、慰霊の山登りを行い
犠牲者たちに祈りを捧げました
航空機事故史上、最悪の事故と
なった日航シャンボ機墜落事故
事故調査の結果、
機体後部の圧力隔壁が破損し
垂直尾翼と補助動力装置が脱落
油圧操縦システムを全喪失した末、
操縦不能となった事故と
言われています
つまりは整備上の見落としと
いう事になってしまいます
旅行業界は、航空、運輸と
密接な関わりのある業界
この事故は、記憶に留めて
おかなければならない事故だと
思って、毎年ここに書いています
現在、こうして空の旅が楽しめるのも
これ程、多くの方々の犠牲を伴った
事故の教訓と、安全に対する対策が
航空運輸業界全体としてなされて
日々取り組まれているからに
ほかなりません
40年経とうと
50年経とうと
この大事故は
決して忘れてはいけないのです
あらためて犠牲者のご冥福を
お祈りいたします
それでは今日はこれくらいで