敬老の日に思う、未来の自分とサービスのかたち
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年9月15日(月)
2205号になります
きょうも宜しくお願いします
今日は「敬老の日」
老人の定義って幾つからなんだ?
と、考えたんですが
前期高齢者も
老人福祉法上の老人も
いずれも「65歳」から
まもなく56歳になる私にとって
遥か先の話と思っていた
「敬老の日」が
9年後という
もう完全に手の届く未来に
近づいてしまいました
最近よく、「いつの間にこんなに
お年寄りが増えたんだろう」と
ハッとする事があります
午前中のスーパーとか
デパートの地下とか
ノロノロ運転の車とか
気がついたら大分のような
地方都市も外人か老人です
そんな中で、私が注目した話題
先月NTTドコモが発表した
“事務手数料の値上げ”
店頭での携帯電話の契約や
機種変更などに関わる費用が
今月5日以降、3850円から4950円へ
現在、大手4社のキャリア店舗は
おととしくらいから人手不足などを
理由に急激に店舗を減らしていて
そんななかで、
ドコモとソフトバンクが
行った事務手数料の値上げ
かつては競うように新規店舗が出来
端末や手数楼ゼロ円が当たり前でしたが
もはや平成の昔話です
実際、店舗に使い方の相談や
プラン変更の相談に来られるのは
圧倒的に高齢や中年層以上の方
それも、子や孫くらいのスタッフに
雑談や世間話が多いといいます
私のような穿った人間からすれば
今回のドコモの店頭事務手数料値上げは
生産性が落ちるから
なるべく店舗には来ないでください
と、言ってるように聞こえます
私たちの業界も「取扱料金表」を
店舗に掲示する事が義務づけられていて
ウチのような誰も来ない店でも
一応、掲示しています
最近よくこのブログの話題に上がる
業界のガリバーJTBさんも、以前
「旅行計画作成のための相談」
に対して有料化を試行していましたが
現在は基本的に相談料は頂いてないそう
でもJTBの旅行業務取扱料金表に
記載されているものでは
30分あたり国内旅行2,200円
海外旅行5,500円の基本料金が
適用される場合があるようです
旅行業者の場合は慣習として
収受がしにくいんだと思います
でも、今後は携帯業界に追随して
導入せざるを得ないようになると
思っています
もしくは、店舗がなくなってしまい
旅行社のAIボットチャットが
全てお応えします
みたいになってくるだと思います
私が老人と呼ばれる頃は
ただ暇つぶしに雑談をする場所は
有料が当たり前の世の中なのかも
しれませんね
それでは今日はこれくらいで