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置き去りにして逃げられたという感覚②

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

週末の金曜日

きょうもよろしくお願いします

 

 

(イメージです)

 

 

そんなに粘着性は

ないほうだと思いますが

 

自分が書いたブログの

元ネタの内容について

 

他の方々がどう考えてるのかは

やっぱり気になるほうで

その後もいろいろ探してしまいます

 

 

昨日の夜行高速バスの話

あの話に今朝、追い記事がでてて

 

それを読んでとても共感したので

もう一日この話をさせて頂きます

 

 

私が読んだ記事と言うのが

 

 

この記事なんですが

 

 

私が言いたかったことを

論理的に、しかも具体的な数字も入れ

しっかりと伝えてくれています

 

 

こういう文章を書ける人に

なりたいと思うんですが

 

さすがは、

プロのライターさんだけあって

全然違いますね

 

 

 

 

まあ、それはいいとして

 

この中でライターさんは

三つの視点から今回の事を

問題提起されています

 

 

(1)乗客の権利
(2)乗務員の権利
(3)会社の損得

 

じゃあ、私自身が真夜中に

途中下車させられて、放り出され

怒らないか?と言われれば

少しは怒るのかもしれません

 

怒るというより

戸惑うのでと思いますが

 

ただ、そう言う事もあり得るという

心構えはあって利用すると思うので

 

逆に、心苦しい思いをしている

乗務員さんに同情すると思います

 

 

二十代から30年間

この旅行業にいて

 

国内でも海外でも

割といろんなアクシデントには

遭ってきましたから

 

 

高速上の故障や

天候による遅延や欠航、降機地の変更

国内ならまだしも

 

北京では霧で空港が閉鎖になり

言葉も判らない中

 

翌日の30名分チケットの争奪戦を

力づくで勝ち取った事もあります

 

交通機関が予定通り行くのは

昨日も書いた通り

 

日頃から相当な企業の努力があって

ひとつ狂えば、平気で当たり前には

行かなくなる事を経験しているからです

 

 

 

それから二つ目

 

乗務員さんはクレーマーみたいな

納得されない乗客とのトラブルを避け

 

警察に入ってもらう事によって

うまく対応した(逃げたな)とも思います

 

もしかすれば

カッとなった乗務員が言い返す、

ましてや手が出たなんていう

動画が拡散されたりすれば

 

それこそ会社のイメージは

最悪になります

 

世論の風潮は切り取られた

どちらかに都合のいい

映像や言葉だけで

大きな流れを作ってしまいます

 

乗客に乗車賃プラスアルファと

それぞれの荷物を渡し

 

逃げるように

その場を立ち去って行って

私は正解だった思います

 

 

そして三つ目

 

とりあえず今回の騒ぎを沈静化させ

事を荒立てないよう損得勘定で考えれば

 

なるべく金で済ませて平身低頭謝り続け

会社は体面を気にするはずのところ

この件のあと、会社の担当者からは

 

「大変お客様には申し訳なかったですが、

ある程度、適切な処置だったと思います」

 

という少し開き直りともとれる

コメントを出したという

 

今の時代、コメントの出し方ひとつ

間違っても炎上騒ぎになっておかしくない

 

そんな中で弊社の対応は間違ってない

そう思い切って言える部分も意外でした

 

 

これが、正直なところだな

そんな気がします

 

というか、逆に

ここまでやってやって何が不満なんだ

と、言いたいところなのかもしれません

 

 

 

 

 

 

関係ないかもしれませんが

 

先日、愛知県の路線バスが

横転して炎上、2名が死亡するという

事故が発生しました

 

最近なので、まだ記憶に新しいと思います

 

恐らく過労ではなく

乗務員の体調に異変があったのでは

ないだろうかと言われています

 

 

一般の方々にしてみれば

たまたま氷山の一角で

 

あのバスに乗っていたのは

運が悪かったみたいに

思われる方もいるでしょう

 

 

私に言わせれば、バス業界なんて

若い乗務員はほとんど皆無に

近いというのが現状でしょう

 

平均年齢53歳

私と同じくらいの方が主力です

 

コロナでどこのバス会社も

大きく影響を受けましたし

乗務員も辞めました

 

ここにきて

再び忙しくなって来て

 

乗務員不足をまた

50代、60代の運転手で

賄って言ってる現状です

 

いい歳ですから

何らかの健康不安をもっています

 

さっきの夜行高速バスの

エアコン故障の話と

乗務員の健康不安と

 

一見、関係なさそうに思えるかも

しれませんが、実はリンクしていて

 

故障せずに運行できる

事故無く運行できるのは

決して当たり前じゃないという事

 

もちろん安全運転、安全運行は

全ての事業者、乗務員が目指して

日々実践している訳ですが

 

現場を知る人間からすれば

「知らぬが仏の過信は危険」

 

そう思います

 

言いたいことの的が少しずれて

しまったのかもしれませんが

 

 

今回のこの件、

私的には少し思う所ありましたので

二日間続けて書かせていただきました

 

 

 

明日はもう書きませんから

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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