ブログ

明日の観光業の課題と可能性について

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です


2025年5月17日(土)
2085号になります

 

今日もよろしくお願いします

 

 

なんか、自分でも最近

ここで書く内容が身の丈に合って無くて

選挙にでも出るつもりか?と

若干、困惑気味です

 

 

おとといでしたが

この業界に身を置く者として

これまでのサービス=無料みたいな

悪しき意識は改革すべきで

収益構造を変える意識を持とう!と

 

 

自分自身が一番できてない、やる必要が

有る事をブログに書いてみたんですが

 

同業の方などから

比較的、好意的な意見を少し頂いて

調子に乗ってる

 

と、いう訳ではないですが・・・

 

 

 

旅行業と限定せずとも観光業界全体が

まだまだ「給料が安すぎる」んです

 

 

いまの日本の観光業は

インバウンドや国内旅行の需要拡大で

成長の機会が目の前にあるものの

 

人手不足や低賃金問題で

深刻な機会損失が生じています

 

 

特に地方では、

ホテルや旅館が労働者不足で

客室の提供を制限している状況があり

 

観光コンテンツの提供者や

受け手も不足している状態です

 

 

旅行会社や宿泊業の賃金は

依然として低いままで

 

 

航空業界もコロナ禍の最中

他業種に配置転換させられたりの

影響で厳しい状況が続いています

 

 

その一方で、

富裕層向けツーリズムでは

高額な支払いが可能であり

 

 

適切な値付けができるのなら

観光業の収益を向上させる

余地は十分あります

 

 

それらは由布院などを代表に

高収益を上げている施設をみれば

おのずとわかります

 

 

 

その中で、地域の観光事業者は

本来高く売れるはずの

アクティビティを安価で提供し

 

結果的に新規参入を阻む構造だったり

低収益、低賃金の構造が続けられています

 

 

過疎化や外国人労働者の減少も

問題なんですけど

 

観光業がこの先も持続的に

成長していくためには

 

適正な価格設定と

地域の参入障壁の見直しは

絶対必要だと感じています

 

いつまでも「見た目のカッコよさや」

「憧れの仕事なんていう理由で

この業界に学生や希望者は集まりません

 

 

観光業界の低賃金問題の改善や

地域経済の活性化につながげるためには

 

 

単なる価格の値上げと言うより

体験や付加価値そして

 

「これならこの金額は高くない」

と、お客様に思って頂ける工夫が

必ず必要になってくると思います

 

自分の子供にこの仕事を勧めたいか

会社を継がせたいか?と言う問いに

「全力で反対したい!」

と、本気で思っているうちはダメですね

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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