祝!はたちのUSJと税込表示義務化に思う
大分で旅行業やっています
おおいたツーリストの中村です
今朝は少し早めに事務所に出てきて
下期のパンフレットから
上期のパンフレットへと
入れ替え作業をしてました
きょうはUSJの開業20周年
2001年の3月31日にオープン
私が31歳の時です
それまで東京ディズニーランドが
多かった社員旅行や修学旅行に
新たな選択肢が誕生し
オープン後5年くらいは
毎年4~5回づつは添乗で
行ってたと思います
あの頃は、こんな状態がずっと
続くんだろうなと思ってましたが
ここ十年間は2回しか行ってません
そのUSJ
20年前は1日券が5500円
だったんですよ
当時はディズニーランドも同額
20年経って、今の1日券って
(ワンデイスタジオパスの事)
いくらになってるかご存知ですか?
いまは入場する日によって3種類の
入場料金が設定されていて
いずれも大人料金で
閑散で7455円(税込8200円)
通常で7910円(税込8700円)
繁忙で8091円(税込8900円)
これまで小刻みに何度か
値上げを繰り返してきて
20年で最大3400円アップは
なかなかの気もしますが
昨年来のコロナによる影響の大きさを
考えると、最近は同情の感もします
さてさて、
入場料金の税抜きと税込をわざわざ
書いたのはこのタメなんですが
明日から、消費税の税込表示が
義務化されるという事で
どこも対応に追われている様子
100円ショップも110円ショップ
回転ずしも一皿110円となります
結局、今までもレジでは払っていた
にも関わらず、なんか値上げされた
感覚になってしまいます
これまでは本体価格が100円の場合
「100円(税抜き)」や「100円+税」
などの税別表示が認められてきたけど
消費税増税に伴う措置の特例が
終わり、明日からは税込みでの
総額表示が義務付けられます
どうせ、こうなるんだから増税の
タイミングで義務化しときゃいいのに
結局、
税抜き表示などまやかしみたいなもので
消費者を惑わす事になるだけだろう
消費者が高く感じるから・・何だ、それ
潔くない!
本屋さんとか、出版社などは
「本については、既に出版している
また店頭にあるものは無理です」
と、完全に開き直ってるともとれる言い分
先日、ユニクロとGUは
これまでの税別本体価格を
税込価格にするという
実質9%値下げを行った
まあ、多くの自業者さんは
「ユニクロだからこんな事
できるんだよ、普通潰れるわ!」
と思ってるでしょう
ただ、このコロナ禍で消費が
低迷している中、この動きに
追随せざるを得ない所も
これからでてくると言われています
旅行のパック商品は基本的に内税
表示価格通りというのが基本
貸切バスとか宿泊の単品の場合
本体価格+消費税額をきちんと
明示して販売しています
なんなら宿泊に関しては
地方自治体が定める宿泊税や
温泉地に係る入湯税
この辺も、幾らかかるのか
見積り時にお示ししています
なぜなら
後で「聞いてないよ~」とか
ダチョウ倶楽部みたいな事
言われるとしんどいじゃないですか
たとえ、当社が収受しない場合でも
「ホテルのフロントで150円の
入湯税をお支払い下さい」と
前もってアナウンスしておきます
代行作成料とか取扱料金だとかの
サービスに関してもすべて税込
そういう意味で言えば、旅行業は
最初から判りやすくしている業界
だと言えるんじゃないかな
明日からの新年度に期待を込め
それでは、きょうはこれくらいで