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日本人の旅券所持率17%について思う事

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています


おおいたツーリストの中村です

2025年8月28日(木)
2187号になります

 

きょうも宜しくお願いします

 

 

 

 

 

2025年最新の外務省が公表した

内容によると2024年時点で、

 

日本人のパスポート保有率は

わずか17%にまで低下

 

これは極めて低い水準なんです

 

 

昨年発行されたパスポート数は

約382万冊

 

新型コロナウイルス流行前の

2019年(約451万冊)と比べて

約15%の減少となり

 

依然としてコロナ前の

水準には戻っていません

 

 

じゃあ、日本人の旅券保有率が

一番高かったのはいつかと言うと

2005年で、約27.7% でした

 

 

20年前は今より10%以上も

高い水準だったんです

 

20年前と言うと私が35歳

確かに海外の添乗に多く出てました

 

 

円高や海外旅行ブーム

LCC(格安航空会社)の競争で

海外渡航が身近な時期でした

 

 

 

東南アジアはもちろん

ハワイ、グアム、サイパン

 

福岡空港国際線には

大分空港よりも行っていた時です

 

 

 

 

 

なぜこんなに落ち込んで

しまったんでしょうか?

 

 

日本へ旅行に来る外国人は

年々、増え続けていて

先月も月間約350万人弱

 

過去最高を更新しました

 

それは日本が円安、物価安だから

もちろん外国人から見てですけど

 

 

その逆で

日本人が海外旅行に出ようとすると

この円安と現地の物価高

 

それに海外旅行費用が高騰し

渡航を控える人が増加しています

 

そもそも日常の生活に節約を

強いられる毎日で、海外旅行という

贅沢は、今はなかなか出来ないのです

 

それにコロナ禍を境に国内旅行が見直され

海外に行きたいという需要が減ったこと

 

 

以前はパスポートを持っていたけど

期限が切れた後は更新をしていない

という声はよく聞かれます

 

 

旅行業界としても、縮小ぎみの

日本人海外旅行に目を向けながら

海外への接点を持つための

商品や仕掛け作りが求められてます

 

 

正直、今の若い人の中には

一生のうち一度も海外に行くことがない

 

そんな方も多くなってくる可能性があります

 

確かにモノは高く、

治安は悪く、疫病も心配

なんていう考え方はわかりますが

 

広い視野を持ち

海外渡航のメリットを再認識するのは

 

絶対に必要な事だと思います

 

 

なぜなら、私自身

こんな仕事をしてなかったら

一度も海外へ行くことはなかった

かもしれない方の人間だからです

 

老いも若きも

もっともっとたくさんの見識を

世界で養ってほしいと思います

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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