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“国宝”と“WBC”が教えてくれた宣伝の新常識

 

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています


おおいたツーリストの中村です

2025年8月27日(水)
2186号になります

 

きょうも宜しくお願いします

 

 

 

異例の大ヒットとなっている

映画「国宝」・・・

 

 

 

 

従来の邦画は、配給会社とテレビが

タッグを組んでキャンペーンして

興行収入を上げていくのが定番でした

 

でもこの『国宝』のように

既存地上波のテレビ局に頼らず

 

口コミとネットだけで大ヒットする

 

成功するというかつてないモデルが

新しいと話題になっています

 

 

今朝のニュースでは来春の世界野球

「ワールドベースボールクラッシック」

(WBC)が、地上波一切なしの

 

ネットフリックス独占放映

 

という、ちょっとびっくりな話が

飛び込んできました

 

 

 

6度目にして「地上波なし」

 

 

あの「地面師たち」でさえ、加入せず

ショート動画を丹念に繋ぎ合わせて

全編見たというツワモノの私でさえ

 

 

さすがに「年貢の納め時」かと

観念するしかないかと思ってます

 

どうせすぐ解約するんでしょうけど・・・

 

しかしまあ、どんだけ

テレビやラジオといった

 

“旧来型メディア”が

 

モノの見事に主役の座から

引きずり降ろされていくのか?

 

この凋落ぶりは、もはや

「お台場テレビ」

だけのせいじゃないと思いつつ

眺めています

 

 

当然のようにこの流れは

旅行業界にも確実に波及してまして

 

 

私の子供の頃は

「兼高かおる世界の旅」

(相当古いけど・・・)

なんていう旅番組とか

 

 

あとバブルの頃は「るるぶ」

なんて雑誌が旅先選びの

情報源だった時代です

 

まあ、ポケベル、ピッチ

i‐モードなんていう時代の話

 

 

今はSNSが個人発信が主流

YouTube、Instagram、TikTokなど

 

 

「憧れの観光地」ではなく

「ネットで見た誰かの日常に触れる旅」

に惹かれる傾向が強いんです

 

「誰かのリアル体験」や

「その土地の人との交流」が

旅をする上での価値になりつつある

 

 

地上波の情報は一度に流れる情報量は

物凄い量が流れるけど一方通行な上

偏向だってありえてしまう

 

 

双方向的なSNSでは

体験の共有ができ

評価や感想が見れて質問もできる

 

出発する前から

旅の魅力を高められる

 

 

地方の観光地であっても

地元の若者や

クリエイターと連携して

 

独自のPRを展開することで

カネかけずに集客できてしまうのです

 

かつては

「もっと宣伝しなきゃ~」

なんて言うと

 

テレビかラジオのコマーシャル

新聞広告、折込チラシを

お金をかけてやるのが

当たり前な時代でしたが

 

いま、阪急さんくらいしか

そう言うのやってないですよね

 

 

このように、

メディアの構造変化は

旅行業界にも大きな影響を与えていて

 

むしろ“テレビの衰退”が

新しい可能性を生んでいるとも言えます

 

 

その一つには

毎日続ける「ブログ」も

あるのかもしれません

 

瞬間的な爆発力は無くても

それなりに浸透力はあるものです

 

なにしろ、お金かけられないですから

毎日、少し時間をかけて

信用を育てていくものと思って

やらせてもらってます

 

ブログを書くことは仕事

 

伊達や酔狂といった

決して遊びや道楽ではないのです

 

そんな風に見えてるかも

知れませんが・・・

 

 

という訳で

また明日も書かせていただきます

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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