GoToトラベル停止延長に思う事
大分で旅行会社やってます
おおいたツーリストの中村です
やはり、予想していた通り
首都圏1都3県は、今週末にも
「緊急事態宣言」
発出となりそうです
それに合わせて、当然のように
GoToトラベルキャンペーンの
停止も延長となりそう
かなり医療体制も逼迫してきて
通常の患者にも影響が出始め
こうなることは、ずっと前から
予想されていたにも関わらず
これから始まる国会で
特措法成立を目指すのだから
素晴らしい政治家に恵まれてます
その停止期間が延長になりそうな
GoToトラベルキャンペーンですが
今現在、いくら使って、どうなってるか
ご存知でしょうか
開始された7月22日~11月15日の
利用者数は延べ人数の泊数単位で
少なくとも5260万人泊
国民の半数近くは1回利用した事に
なりますが、私の感覚では、
使う人は何度も使うので
使ってない人も
相当多いんだと思います
割引や地域共通クーポンなどの
支援額は約1兆1248億円
(事務委託費除く)
このうち旅行・宿泊商品の割引分予算
約8千億円は、12月時点で9割を消化
取消料の補てん分も含んでの数字
現在、一時的にストップしている
この事業ですが、当面6月末まで
延長される予定になっています
したがって事業費の予算はさらに
増額されています
2020年度の予算分1兆1248億円
12月に予備費から約3114億円が
そしてさらに
2020年度第3次補正予算案には
約1兆311億円が計上されました
およそ、2・7兆円の税金を注ぎ込む
壮大な事業となっています
これって、イートとか商店街とか
イベントとか含まないトラベル分だけ
私は、素人なのでこの使われ方が
果たして正しいのかわかりませんが
観光業に偏った配分するもんだと
携わってない方々は思うようです
確かにGo Toトラベル事業で
いくらかは潤いました
この事業の是非は振り幅が大きくて
凄く恩恵を受けた利用者でも、今は
「GoToなんてとんでもない」と
批判的になってる方がいて
感染が再拡大すれば、
それも仕方ないかもしれないけど
こっちは国の事業に乗っかって
ルール通りやってるだけで
蔓延させた責任の一端が
観光業にあるかのような
ヒステリックな話は
ちょっと違うと思います
いずれにしても、感染拡大が
収まらない限り、再開もないし
旅行需要も戻ってきませんし
当分は冬眠ですね
冬眠という時間をいただき
この先の戦略を練るというのも
コロナのお陰と考えたほうがいい
今週末は再び強い寒波が
押し寄せてくるようなので
まずは健康第一
「自らが罹患しない」
今年はそれに尽きます
それでは、今日はこれくらいで