無力さと向き合う、夏の午後
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年8月5日(火)
2164号になります
きょうも宜しくお願いします
私の職歴の中で37~39歳の
約三年間、住宅営業の期間があります
旅行業界と旅行業界の間の3年間
もうまもなく20年前の話になりますが
異業種から飛び込んでみたものの
やはり営業としての成績は悪く
住宅営業の世界に居られない事を感じ
再び旅行業界に戻ってきました
結論として、私はこの業界が
合ってるのだと思います
10年前に独立しコロナとか
いろんな出来事はあったものの
それでも何とかやってきました
人それぞれ合った仕事があるならば
旅行の水があってるのだと思います
有難い事ですが、当時の同僚には
いまだに何名かお付き合いがあり
連絡を取り合っています
私が居た頃のような
精神的に追い詰められるような
そんな感じの雰囲気では
無くなったようですが
当時に比べ、金額も高くなり
金利も上がり契約が取れにくいようで
営業としては苦戦しているようです
あのころの私は出社途中の神社に
毎月、朔日参りを欠かさず
「今月、契約が取れますように」と
参拝して会社に行っていました
毎月毎月が勝負で、地獄で
息抜く余裕もなく
上司に目を付けられないように
自分の居場所を確保するのが精一杯で
契約したお客様を進捗させるより
今月、契約になりそうな見込客ばかり
考えていた時期でした
それくらいあの時間は
私の人生の中で精神的に
痛めつけられた時期でした
今でもあのままもし残れていたら
果たしてどうなっていたんでしょう
今日、あるブログ仲間に逢うため
北九州に行ってきました
来場数も、契約も減少している事に
深刻に悩んでいる様子で
私も、少しだけかじった事のある
世界なだけに気持ちはよくわかります
しかも
社員を抱える社長としては一刻を争う
本当に夜も眠れなくなるような
そんな状態なんだとわかります
根拠もなく「徐々によくなるから
頑張って」としか言えず
何も力になれない無力さだけを
強く感じて帰ってきたんですが
その感じがまた
何とも言えない
夏の一日になりました
それでは今日はこれくらいで