大分で旅行会社やってます

おおいたツーリストの中村です

 

 

 

明日にも出されると言われている

「緊急事態宣言」は、多方面に

影響を及ぼし始めました

 

 

首都圏では、今週末を中心に

自治体が予定していた

 

成人式の式典が軒並み

中止やオンラインに変更となり

 

 

急遽、取消しの申し出に

貸衣装業者や美容室、写真館から

困惑の声が上がってるそうで

 

 

新成人やその親御さんからも

衣装代やその他のキャンセル料に

頭を痛めている現状があるようです

 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a6b3295303fd0c146361653a43d058a0f9e61a50

 

三年前(2018年)におこった

「はれのひ」事件の時

 

 

あれはどう見ても客側に非はなく

ただただ可哀想な話だったけど

 

 

 

 

今回は、ほぼ1年前から感染が始まり

卒業式や入学式はおろか

オリンピックすらも とんだくらいで

 

 

普通にリスク回避できる人なら

成人式が行われなくなる可能性は

十分、予測できたはずです

 

 

それでも、一生に一度

成人した娘に晴れ着を着せたい

 

晴れ着姿が見たいという親心で

親が費用を出して準備してた訳で

 

 

新成人で、自分が働いたお金だけで

用意したという方がいたら偉いけど

でも、一体どれくらいいるだろう

 

 

まあ、誰が金を払ったとかじゃなく

昨年から今年のこのコロナの状態で

 

式典中止するなら、取消料を

「自治体の責任で何とかしろ」などと

言ってる人なんかもいるそうで

 

 

そんなのは殆ど

言いがかりみたいな話

 

 

晴れ着姿が見たいのなら

式典が中止であろうと、着物着て

写真撮ればいいだけの事

 

 

そもそも、「式典の中止」って

コロナ対策が大前提なんでしょうが

 

 

「式典が中止」になっても

久しぶりの再会の機会だからと

 

どのみち、酒の席になって

しまうのではと思ってしまいます

 

 

 

 

最初のキャンセル料に頭を痛める

親御さんの話ですが・・・

 

 

式典中止によって取り消された

貸衣装店や美容室、写真館だって

 

申込書や契約書に基づいて

きっちり取消料は取るべきだと思います

 

 

本来、得られるべきだった売上が

得られ無くなった訳ですから

そこは普通、理解してもらえるはず

 

 

ただ、貸衣装屋さんはともかく

写真館や美容室は予約は受けても

書面までは交わしてないでしょうし

 

 

知り合いだったり、ご近所だったり

 

 

結局はなぁなぁの世界で

取れずじまいで終わるんでしょうね

 

 

この辺が難しいところです

 

 

 

旅行も、ホテルもそうですけど

もっとしっかりと「取消料の収受」を

強く定着させないと

 

 

「取消料なんて、ゴネれば

もみ消せるんじゃないか」

みたいなそんな所があり

 

 

旅行のキャンセル時なんかも

「そんなの今まで取られた事ない」

と、憤慨されるお客様もいたりします

 

 

海外の多くのホテルでは

 

予めカードで決済を済ませるか

又はデポジット(内金)入れてもらう

カード番号を控えるなどして

 

チャージ出来るようにしていますし

日本でもそうならなければ

ならないと思っています

 

 

今回のコロナでいろいろ

世の中ガラッと変わってきてて

 

これまでのやり方を転換させられる

いい機会だと思いますし

 

 

モノを買う、借りる、依頼する

そういう契約を取り消した場合は

 

 

違約金が発生する事を理解し、

納得した上で契約する事を

当たり前にさせなければいけない

 

 

そういう意味では

今回の成人式の式典中止が

 

 

私たちのような業種に

一石を投じる出来事になって

くれればと思います

 

 

でもその前に、式典があろうが

無くなろうが、着物着て写真くらい

撮っとけばいいと思いません?

 

わざわざ、中止のせいにして

取り消さなくても

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで