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防災意識を高めるきっかけの日に

 

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
 

2024年3月11日(月)1656号

今日も宜しくお願いします

 

 

あれからもう13年も経つんですね

 

 

東日本大震災の津波があるまで

津波の怖さを知らずに40年以上

生きてきたような気がします

 

 

それまでも頻繁に

地震は繰り返されていたのに

心のどこかで「大したことない」

という思いがあって

 

 

あれだけ酷かった阪神淡路大震災でも

津波の怖さと言うのはなかったので

 

東北の太平洋側の街が

次々と飲み込まれていく映像が

だんだん私の目に触れるように

なっていくにつれて

 

 

地震の揺れそのものの怖さもですが

その後に襲ってくる津波の被害の

怖さというモノについては

 

私は生まれて初めて13年前に

思い知らされた気がします

 

 

今年の1月に起きた

北陸能登地方の大地震で

たくさんの方が命を落とされましたが

 

 

それでも、地震直後に高台に避難し

難を逃れたという方は多いそうです

 

あの時の映像の記憶が

今回の地震で生かされたと思います

 

 

 

私の自宅は山の上で

津波の心配はほぼないのですが

 

 

比較的海は近くて

裏山からは海を眺めることも出来ますし

車でまっすぐ海へ下れば

5分もあれば大きな港があります

 

(城原展望台からの眺め)

 

 

 

この坂を下ったら新設の小学校が

この春、開講する予定になっていて

 

その校舎を散歩がてら

よく見てますが

 

津波の際に避難所になるような

ご近所の方が一斉に非難出来て

また、体の不自由な方にも

配慮された作りになっています

 

 

デザインもかっこいいのですが

機能性にも優れた建物です

 

こういう建物に触れるだけでも

防災意識の高まりを感じます

 

 

(大在東小学校イメージ)

 

 

昨年秋には

市内の自治会長さんたちの

防災施設視察のバス旅行に

ご一緒させていただいて

 

 

ここ最近作られた

大分市内の三佐地区、家島地区の

「命山(いのちやま)」と呼ばれる

 

津波の際に地域の方々が避難できる

小高い人口の丘を見てきました

 

そこでは災害時に必要となる物資や

仮設のトイレなどの設備も見学して

住民が数日間凌げる対策も見学しました

 

 

 

こういった新しく作られた設備も

これで十分というわけではなく

 

今後も津波被害が考えられる住宅地には

津波から身を守る設備が作られていきます

 

 

少なくとも、今までなかった

こういう施設が新たに作られると

 

いざと言う時に

どこに避難しようとか考えたり

 

ご近所の足の悪い高齢者さんを

どう運んだらいいかとか

 

今まで考えてなかった人も

考えるきっかけにはなるはずです

 

 

1・17の阪神

3・11の東日本

そして1・1の北陸と

 

今後語り継がれるのでしょうが

 

確実に日本人の防災意識は

高まっていってますし

数々の大地震は生かされていると

信じています

 

 

天災はいつ起こるかわからないのが天災

 

13年前の多くの犠牲を

無駄にしないよう備えていく

必要があります

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

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