ブログ

運転者としての意識の向上を

 

 

 

 

 

 

大分で旅行業やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

 

昨日、千葉県八街市で起きた

トラックによる飲酒死傷事故

 

 

 

 

犠牲になったのが小学生たちと

いうこともあり、本当に痛ましい

 

 

 

 

 

こういう事故が起こる度に思う

 

 

そんなに酒って飲みたいのか

 

仕事が終わる迄待てない程

飲みたいものなのか?

 

 

先天性の下戸である私にとって

一生、理解出来ない事なんだろう

 

 

職場での評判は「真面目」というが

 

被害者家族に言わせれば

ほとんど通り魔かテロリストだと思う

 

いつまでたってもなくならない

極刑にしようが厳罰化しようが

最新の機能を装備しようが

 

 

世の中に酒があって、車があって

こんな輩がいる以上

何回でも何時までたっても繰り返す

 

究極の願いは

「自分や家族だけは

被害者になりませんように!」

 

 

呆れてしまって

そんな事しか浮かばない・・・

 

 

 

もう8年くらい前の話

私がバス会社にまだいた頃

 

補助者として点呼をやってた頃の

出来事だったと思います

こんなニュースがありました

 

西鉄観光バス(本社=福岡県福岡市博多区)は8月25日、乗務前に義務付けているアルコール検知の呼気検査で、北九州支社所属の男性運転手(49)が検査器に呼気を吹き込むストローに細工をし、同行の運転手(56)が代わりに検査を受けていたと発表した。男性運転手は酒気帯び状態で、乗客35人を乗せてバスを運転した疑いがある。

 

 

 

 

同様に愛知県でも

 

名古屋鉄道の子会社、名鉄観光バス(名古屋市熱田区)は4日、貸し切りバスを泊まりがけで運転する出張の際に、内規に違反する宿泊先での飲酒が繰り返されていたと発表した。内部調査に運転手27人が違反を認め、同社は今後処分を検討する。

 同社によると、8月に愛知、岐阜県の学習塾の生徒約4千人を合宿地の長野県山ノ内町の志賀高原まで約100台のバスで運んだ。復路の乗務前に携帯検知器でアルコール検査をする際、男性運転手(49)が同僚(48)に呼気を吹き込ませたことから、別の同僚らが上司に報告。聞き取りの結果、運転手計10人が宿泊先でビールを飲んでいた。全社的な調査でさらに17人が違反を認めた。 

(中日新聞)

 

もしも、自分や自分の家族が

乗るバスをこんな乗務員が

担当してたらどうですか?

 

 

「こんなこと、ありえないよ」

と、思うかもしれませんが

 

表に出てくるのは氷山の一角

 

そこは会社だったり乗務員が

うまくもみ消してるだけで

 

実はグレーなケースは多く

存在していると思っています

 

 

 

くしくも今日のニュースに

 

イベント・データ・レコーダー

(EDR)の新車時標準装備化が

来年7月から始まるとあります

 

 

これは、

運転操作ミスか自動車の故障かを

判別する装置で、池袋の暴走事故

のようなケースで役立つ装置

 

 

踏み間違い防止装置や

衝突回避ブレーキなど

 

どんどん車も安全装備を

進化させてきています

 

貸切バスだって同様に

いま、新型車両には

 

 貸切バスの安全装備 

  • 衝突被害軽減ブレーキングシステム
  • 車線逸脱警報装置
  • 車両ふらつき警報
  • 運転注意力モニター
  • 車両安定制御システム
  • 遠隔地対応アルコール濃度測定システム

 

など、最近のバスには

こういったドライバーを補助する

様々な機能が搭載されています

 

 

どれだけ先進の機能が

搭載された車でも

 

乗務員の安全意識に

勝るものはありません

 

 

今回のトラックドライバーが

どれほど普段「真面目」で

どんな理由があったにしても

 

5人もの子供達を死傷させ

その家族までもどん底に

突き落とした事を考えれば

 

弁解の余地はないはずです

 

 

(イメージ:写真はお借りしています)

 

白ナンバーの運転手と

緑ナンバーの運転手を

 

一緒くたにするのは

乱暴かと思いましたが

 

 

旅客も貨物もハンドルを握れば

同じドライバー

 

 

ちゃんと出来てるドライバーが

ほとんどなんですが

中には意識の低い方もいます

 

 

その意識の低さ、油断や慢心

今一度、自分自身に問いかける

良い機会としてほしいと思います

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで

 

 

 

 

ページの先頭へ