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進む「泊食分離」で増える素泊まり

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です


2025年4月8日(火)
2047号になります

 

今日もよろしくお願いします

 

 

宿泊代金の高騰がどんどん進み

かたや、客室清掃や調理場、

それに仲居さんといった人手不足

 

 

宿泊業界は思い切って

宴会場を全て無くしたり

食事の提供を行わない「素泊まり」に

舵を切った施設も多くなりました

 

 

その分、宿泊代も安くて

宿泊利用者にとって喜ばれ

 

人手がいない施設としても助かる

そんな状況になっています

 

そこで今、注目されているのが

泊食分離です

 

 

 

「泊食分離(はくしょくぶんり)」とは

宿泊施設での宿泊と食事を

分けて提供する運営方式をいいます

 

この方式は、宿泊施設が提供するのは

主に「宿泊」そのものに限定され

 

食事は提供されないか、

任意で追加料金を払う形になります

 

 

そのため、宿泊者は

近隣の飲食店や自炊など

自分の好みに合わせて

食事を選ぶことができます

 


日本ではこれまで旅館など

宿泊と夕朝の食事がセットになっている

「1泊2食形式」が多く見られましたが

 

泊食分離は柔軟な選択肢を求める

現代の旅行者ニーズに応える形として

若者だけでなく

シニアにも注目されています

 

旅行者の経済的負担を軽減し

宿泊施設周辺の飲食店や商店街と連携し

 

地元の経済活性化にも寄与している

するというプラス面があります

 

 

 

この泊食分離とは逆の発展形が

北海道の「函館」ではないかと思います

 

 

有名な「函館朝市」があり、ツアーでも

素泊まりで宿泊して、朝市で朝食を楽しむ

お客様が大半だったのですが

 

 

函館のホテルは朝食に力を入れ

いまや全国一の朝食激戦地として知られ

朝食を目的に宿泊するといわれるほどです

 

 

あるお客様は

「朝食をさらに楽しみにするために

夕食は軽めにしている」と言っていました

 

 

 

人手不足や物価高で宿泊自体が

目的に合わせて多様化、選択する時代

価格もサービスも分散してきました

 

 

1泊2食付きが当たり前だった時代は

もう昔の事になってきたんでしょうね

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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