ブログ

貴重品だけ持って他の荷物は置いてて構いません

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

 

おおいたツーリストの中村です

今日もよろしくお願いします

 

 

(イメージ)

 

 

 

私たち添乗員やバスガイドが

観光地などに到着して

 

 

バスを降りる際

業務中によく口にする言葉

 

「貴重品だけ持って、

その他の荷物は

置いてて構いません」

 

 

これ、実は昨日の添乗中も

何度か言っていた言葉です

 

 

 

 

この「貴重品」の定義はなんだろう

 

通常、お財布(現金)、携帯電話

例えば海外旅行ならパスポートなど

 

 

ではその他の荷物とは・・・

 

 

購入したお土産や、大物のアウター

特に気温が上がった日中は上着が

いらないものになってくる

 

特に使うものが入ってないリュックや

バッグなども下車観光時には要らない

 

これ、あくまで下車観光時に

持っていく必要のない「いらないもの」

 

 

 

 

では

 

 

その案内があったので安心して

バス車内に荷物を残していて

 

盗難被害にあった場合って

旅行会社の賠償責任ってあるんでしょうか

 

 

その辺を検証してみようと思います

 

 

 

まず、その文言での注意というのは

添乗員やバスガイドが日常的に

ごく一般的に行っているものであり

 

その注意自体は、直接盗難の責任を

負うものではありません

 

 

例えば、運転手が施錠もせずに

車を離れた結果、盗難被害にあった場合

バス会社に賠償を求めることは可能です

 

 

 

しかしながら、盗難に遭いやすい状況で

添乗員が対応を怠ったなどの特別な

 

 

 

事情があれば旅行会社に責任の一端として

旅行会社が負う、負わなければならない

可能性があります

 

 

盗難の補償については

基本的にお客様が加入されている

 

旅行傷害保険で

対応することになりますが

 

お客様が保険に

加入していなかったなど

 

十分な補償額を

得られないときは

 

 

特別保証規定を適用して

一定の損害(特別補償規定

第16条・19条)に

ついて支払われます

 

 

まあ、言うても

びびたるもんですが・・・

 

 

 

基本的に、国内であろうと

海外であろうと

 

 

自分の荷物はご自身で管理し

紛失や盗難に備え

 

 

旅行傷害保険(任意)にも

必ず加入されていたほうが

 

 

何かと安心だし

その必要はあると思います

 

 

また旅行傷害保険は

盗難や紛失以外でも

 

お土産店で商品を誤って壊した

壺を割ってしまったなどの場合も

付保されている場合が多いので

 

万が一の場合も安心です

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

ページの先頭へ