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観光船引き揚げでも残る事故のダメージインパクト

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

 

おおいたツーリストの中村です

きょうもよろしくお願いします

 

 

 

知床観光船の事故は

海底の船体が見つかった事で

新たな局面にはいりました

 

 

 

100メートル以上の深さから

比較的小さな船体を引き揚げる作業は

 

激しい海流の場所にあることから

かなりの難しい作業らしく

 

億を超える費用がかかると

言われています

 

ご家族、遺族の求めに応じ自主的に

引き揚げる事業者もあるものの

 

過去には費用がかさむことなどから

拒否する例もあったそうで

 

 

不明者家族からは船体引き揚げと

船内捜索に強い要望があって

一刻も早い引き揚げが求められる中

 

技術面や費用的課題があり

数カ月かかる可能性もあるそうです

 

今回の遊覧船の経営者も、現在

保険会社等と話しているそうですが

あの感じでは拒否しないとも限りません

 

 

 

さて、旅行会社サイドの話で言えば

 

遭難した事故を受け、

この連休中の運行自粛を決めた

「知床小型観光船協議会」

 

 

知床への旅行を予定をしている

お客様からの問い合わせが

多くなっていて

 

申込済みのお客様には乗船料の

返金対応中だそうです

 

 

 

事故後、旅行会社には、

知床半島方面を巡るツアーについて

 

 

安全面の確認をする問い合わせや

過去の事故の有無など

 

一部では予約のキャンセルが

出始めているという事です

 

 

旅行会社の担当者は

 

「今のところはまだ取消は少ないが、

これから影響がでてくるかもしれない」

 

そんな状況になってきています

 

 

 

まさか、引き上げられないという事は

考えられませんが、業者も行政も

引き上げませんなどという事になれば

 

 

この下に沈没した船が未だにあるんだ

なんて思いながら観光は出来ないし

 

 

引き上げたとしても

今回の事故のインパクトの大きさで

 

 

暫くは知床観光船ツアーの客足に

影響が出るんではないでしょうか

 

手つかずの自然を楽しむために

自然を相手に海に繰り出して

自然の恐ろしさを改めて知る

 

 

そういう意味で

知床に限らず、全国の観光船

遊覧船などの運行にも

 

観光船業界全体に残る

ダメージは長引きそうです

 

 

運行業者の責任は相当重いですね

 

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

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