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時間を守らせるところから始めろ!

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

 

 

2024年6月5日(水)

1742号になります

今日も宜しくお願いします

 

 

京都のバス路駐問題

 

今、京都市内での

貸切観光バスの路上駐車問題が

ニュースに取り上げられます

 

 

先月28日~30日で京都府警による

一斉取り締まりがおこなわれ

46台のバスが指導を受けたそうです

 

 

 

 

その際のやりとりがこうです

 

 

【警察官】「長時間止められると、どうしても交通の妨げになるんで」

 

【バズ運転手】「京都市もさ、こういうところに許可しちゃだめよ、ホテル。烏丸とか。ほんでいつも怒られるんだよ、こっちが。(ホテル)造る場合はさ、バス寄せ造れって」

 

【京都府警察本部 交通指導課 高田紘嗣課長補佐】「バスの事業者ももちろんですけど、ツアーを企画する旅行会社など、関連する業界の方全体で、この問題を考えていただいて、違法な駐停車がなくなるようにしていただけたらと考えております」

 

バス会社の運転手さんなんて

大抵、前日くらいになって初めて

次の仕事の行程を知るのですから

 

そして会社の指示通り

バス会社はツアー会社の指示通り

やらなければまたややこしくなる

 

そのしわ寄せはすべて現場です

 

最近は、コロナ前に比べて

バス会社さんが強くなってるんで

 

こういう場所の施設を使う時の

乗降についてとか、待機の限界時間とか

それに料金まで含めて

 

かなり厳しめになってきてるので

 

 

あまり酷い場合は、次回から

または企画物のシリーズなら

本当にウケてくれなくなります

 

まあ、福岡の街中ならですが

九州なんてまだまだ田舎なので

京都のようにはないですが

 

 

やっぱり結構インバウンドも増え

同様の悩みは乗務員さんから

聞くことがあります

 

 

インバウンドは時間を守らない

 

そもそも邦人観光客に比べ

外国人観光客は時間にルーズ

 

とはいえ、日本人も人に依るし

酒が入ったりしてたらなお更

 

そんなインバウンド客が使う

食事場所だったり宿泊施設は

 

「よくこんな所を見つけて来たな」

と、感心させられるようなお店に

予約をとってきます

 

なので、運転手さんも

通りの近くでバスを停め

一度、その場所から離れ

 

また、指定の時間前にそこに戻る

といった運行になります

 

お客様が食事中は、運転手もその待機中に

食事をとらないと食べる時間がないので

 

結局は車内で軽食をとって済ませる

 

そんな事もよくあります

 

 

バス会社も現場はそんなふうであっても

あえて見て見ぬふりをして

 

ツアー会社も発注先の業者には

強く言えないため

 

いつまでたっても鼬ごっこで改善など

する感じではありません

 

国や自治体も免許権者なわけですから

到達を出す、指導をするだけでなく

 

運輸、旅行業者のいづれにも

もっと厳しく対応して、観光客にも

自分たちの意識をかえてもらうよう

すべきだと思います

 

単に運転手の免許証を減点し

反則金を課すだけのようなことでは

 

この貸切バスの路上駐車問題は

良くならないと思います

 

バスの乗務員が可哀そうです

 

 

国はインバウンドで4千万人を目標に

「どんどん来てください」という姿勢

 

それは悪くないですが、そこに生じる

さまざまな諸問題も、行政から解決する

その手立ても一緒に行わないとならない

 

待ったなしの問題として

対応していくべきだと思います

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

 

 

 

 

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