飛行機にモバイルバッテリーは持ち込める?
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年7月25日(金)
2153号になります
今日もよろしくお願いします
今日、9月に東京線を利用する
団体旅行の事務局の方に飛行機内に
持ち込む場合の
モバイルバッテリー
について尋ねられました
今やスマートフォンやタブレットは
私たちの生活や仕事に欠かせません
外出先での充電切れを防ぐために
バッテリーを持ち歩いている方も
多いのではないでしょうか
飛行機に乗る際には注意が必要で
モバイルバッテリーには容量や個数など
機内持ち込みに関する規定があるのです
確かに、
最近ニュースなどで話題になっていて
今年1月、韓国のエアプサン機内で
モバイルバッテリーの発火事故が起こり
乗客が緊急脱出する騒ぎとなりました
この事故を受けて、
韓国では新たなルールが施行され
台湾やシンガポールなどの
アジア系航空会社も
持ち込みの規定を一斉に
厳しくする動きが広まっています
日本でも、モバイルバッテリーの
機内持ち込みは認められていますが
容量の上限や個数、端子の保護などの
条件があります
普段は気にしていない方も
飛行機に乗る時だけは
しっかり確認しておくことが大切です
「預ける荷物に入れればいいのでは?」
と思うかもしれませんが
モバイルバッテリー単体は
預け荷物に入れることができません
持参する場合は条件を
クリアしたうえで、
機内に手荷物として
持ち込む必要があります
制限の背景には、
モバイルバッテリーに使われている
リチウムイオン電池の特性があります
衝撃や過充電などで
発火・爆発する恐れがあり
過去にも飛行中の事故が
各国で相次いでいました
これにより、
国際民間航空機関(ICAO)が
安全性の確保を目的に
預け荷物への
リチウムイオン電池の収納を
禁止する方針を打ち出したのです
なお、モバイルバッテリーが
スマホ機器に内蔵されている場合は
容量の条件を満たせば預け荷物に
入れることも可能です
旅行や出張の際は
空港で慌てないで済むよう
事前に自分の持ち込む予定の
バッテリーの容量や個数を
確認しておくべきですね
安心して空の旅を楽しむために
一人ひとりの配慮が事故や火災を
防ぐことになります
それでは今日はこれくらいで