旅行を生業にするか、しないのかの選択
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年1月14日(土)1236号
きょうもよろしくお願いします
昨日同友会の広報紙
「同友ジャーナル」
2月号の取材という事で
昨年夏に着任された
県商工観光労働部長の
利光様をお尋ねしてきました
12月の県議会で
令和5年度の当初予算が
ほぼ確定したところで
これからの
中小企業向けの政策を
お伺いできたらということで
同友会事務局を通じ
アポイントを
取らせていただきました
「こっち来る用事があったんで
ちょっと寄らせて貰いました」
で、なかなか普通
会える方ではありません
こういう事が出来るのは
大分支部幹事の広報委員長
という役得だと思いますね
で、取材記事書こうと
戻ってからレコーダーを
聴き返して
だいたいいつも2回くらいは
聞き返して要点を書き起こして
いくんですけど
今回、私の中にスッと
入ってきた部長の言葉に
コロナや物価高という現状
DXやITがもたらす変革
この大きな時代の変わり目は
新しい事に挑戦するチャンスであり
思い切ってこれまでの事業を見直し
チャレンジする方を応援します
という内容の事を二度繰り返し
発せられている事に気づきました
金融機関もよく似たような事を
言ってるのを聞くのですが
なぜか昨日の私にはそれが
スッと沁み込んできました
そういうタイミングでも
あったのかもしれません
コロナ禍のさなか
星野リゾートの星野代表は
「このコロナが明ければ
需要はV字回復どころか
ジャンプする」と言いました
何となくおぼろげに
私の中でも
「今、辛抱すれば必ずよくなる」
そう思っていました
コロナが最初に日本で発見され
丸三年になりました
今も毎日かなりの感染者と死者を
出し続けています
コロナが完全に明けるという事は
この先も期待できません
しかし、徐々にはコロナに対して
恐怖心も薄らぎ行動も自由になって
星野さんの言うように
宿泊業界は大きく回復しています
宿泊業界だけでなく
旅行業界も大手をはじめ
軒並み黒字に転換し
売り上げを
伸ばし始めています
しかし私達のような
中小零細旅行業者は
決してV字回復などはしていません
そもそも団体旅行がない
個人旅行も宿泊や航空券など
全てネットで自ら行う
まさにITやDXの変革で
以前のような売上が戻る事は
これから先も期待できない訳です
うちは宿泊業や大手とは連動しない
根本的に違うんだという事を
めいっぱい気づいてきたのです
正直、あと3年弱で
旅行業免許更新を迎えますが
更新しないという
つまり旅行業をやめて
違う何かに転換する事を
真剣に考える時が
来てると思っています
そのタイミングで
今回の部長のお話
自分自身、旅行業にしがみつく
つもりはサラサラなくて
ただ、いつも声を掛けて下さる
お客様の顔が浮かんでくると
やめますというのも忍び難く
今の朝ドラで言うと
ネジ工場の親父と
投資家の息子が同居してるような
そんな毎日を過ごしてします
日々営業して、いただいた
仕事をきっちりやっていく事しか
今は出来てないんですが
心のどこかに運とか縁とか
実力以外のそう言うのがあると
信じている所があって
とにかく毎日必死で働いてたら
誰かが見ててくれて
何かいい方法を教えて
くれるんじゃないかなんて
超他力本願的な部分もあって
いや、そうなんですよ
どうやっても抗えない
運命的な事ってあると思ってて
そこは流れに任せるしかない
そこで余計な力を加えてると
身体壊したりする訳です
結局、結論はでないんですが
今後も悶々と模索していく
日々なんでしょう
なんか、途中から脱線して
最初の部長さんの話が変わってる気も
してきましたが
とにかく、挑戦すること
働けるうちは働き続ける事に
こだわっていこうと思います
いくつになっても
チャレンジする気持ちは
もってないとダメですね
最後、ユーキャンの
コマーシャルみたいに
なってしまいましたが・・・
それでは今日はこれくらいで