地政学リスクと脆い海外旅行
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年3月2日(月曜日)
2383号になります
きょうもよろしくお願いします
「ばけばけ」の曲を聴いてると
「日に日に世界が悪くなる
気のせいか そうじゃない♪」
という歌詞があって
今朝は特にその歌詞が刺さる日です
昨日の朝から一斉に発せられた
「またか」というような
衝撃的なニュースが流れています
アメリカとイスラエルによる
イランへの軍事攻撃
そして最高指導者である
ハメネイ師の死亡という報道
まさに世界を揺るがすニュースが
起きてしまいました
というか、
またトランプが起こしたんですけどね
正直に申し上げまして 私自身
この攻撃が 正義なのか横暴なのか
わからないんですけど
のちになって、
「あの時、あれでよかった」
になればいいのですが
ただキナ臭いだけの気がします
現地イランでは体制の崩壊で
圧政からの解放と喜ぶ市民がいる一方
信仰の対象を失い嘆く人々もいて
国が二分されています
それほど複雑な背景が あるのでしょう
しかし旅行業を営む 私たちが
直面するのはこの「地政学リスク」が
もたらすであろう現実です
JALやエミレーツ航空などで
ドーハ便やドバイ便の
欠航・運休がすでに発表されて
中東方面への旅は事実上ストップしました
暫くは邦人の引き揚げメインに
なってきそうです
もしこれが報復合戦となって
かつての9・11のような 事態が
起きてしまえば
海外旅行そのものが
暫くは瀕死の重傷になりかねません
さらに深刻なのは 生活への直撃です
ホルムズ海峡の封鎖懸念により
すでに日本の海運会社が
航行停止を検討し
原油価格が高騰し始めています
もしこのまま原油の輸送路である
ホルムズ海峡が封鎖され続ければ
燃料代は跳ね上がり
あらゆる物価が上昇します
航空券の燃油サーチャージも
とんでもない金額に
なるかもしれません
株価が乱高下し
金の価格が高騰する中で
甘い汁が吸うのは一部の富裕層
そんな不公平さを
感じずにはいられませんが
私たちはこの荒波の中で
生きていくしかありません
平和だからこそ
自由に旅ができる
平和だからこそ
商売が成り立つ
その当たり前の幸せが
いかに脆いものかを
痛感する月曜の朝です
一刻も早く事態が沈静化し
誰もが安心して
海外旅行できる日が
来ることを願うばかりです
それでは今日はこれくらいで


