政府専用機と予備機についてのお話です
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
きょうもよろしくお願いします
今日は正直言って
まったく旅行についての話じゃ
無いのですが・・・
林外相がポーランド訪問を終え
政府専用機で昨日帰国しました
日本政府は避難民を
積極的に受け入れて
ウクライナ支援に取り組む
姿勢のようです
昨日は、予備機で
ウクライナ戦禍から逃れた方を乗せ
羽田空港へ到着した政府専用機
の予備機
この映像は多くの方々が
目にされたのではないでしょうか
2019年3月31日のブログの中で
政府専用機について書いています
ちょうど三年前の4月1日から
二代目となる政府専用機
ボーイング777-300ER
での運用が開始されました
同時に同型の機種二機を買い
専用機が飛行する際には
必ず同時に飛んでいて
二機が同時飛行することが
原則として決まっています
今回この予備機には
ウクライナの20人
6歳から66歳の男女が
林外相と共にポーランドを出発
お昼前に羽田空港に到着した後
コロナウイルス感染の
有無を調べる検査を行い
全員の陰性が確認され
午後二時過ぎにバスに
乗り換えてホテルに向かいました
今回、政府予備機の存在が
あらためてクローズアップされた
感じになりましたが
メインの専用機の他に
予備機も一緒に同行してるなんて
知らなかったという方も
多いのでしょうが
どうして同型同機種である
必要があるのでしょうか
一説によれば、
「万一、撃墜された場合のリスクを考え
どちらに乗っているか解らないように
するため」と言われています
また、
「メイン機となる専用機に機材トラブル
などが生じた場合,
速やかに並行して飛行している
予備機(副務機)に乗り換えられるよう
同時飛行している」
とも、言われています
どうもこっちのほうが一般的らしい
映画でもありましたが
アメリカの大統領専用機
「エアフォースワン」も全く同様に
運用時は二機同時飛行が原則
専用機は政府要人を乗せる事を
目的としている為
そこを狙った撃墜等のリスクも
有る訳で、運行に際しては
厳しい訓練を行っている
航空自衛隊の隊員が行います
国賓の海外移送だけではなく
突発的に起こる国際平和協力業務や
有事の際の在外邦人の輸送
及び国際緊急援助活動にも
対応できるよう
日頃から大変厳しい訓練を重ねている
自衛隊員を採用しているのです
それは民間でいうところのCAさん
ここの業務で言う
特別空中輸送員にしてもそうで
万が一に備え、乗客の安全を守る
訓練を行った自衛隊員です
この政府専用機
普段は北海道の千歳基地横に
併設されている千歳空港の専用
格納ブースに収められていて
常に点検や整備が
行われているのだそうです
今日は旅行の話に
いっさい関係の無い
政府専用機のお話でした
きのう、お客様と話をしてて
予備機の存在を知らなかった
というお話から
この話題を選んでみました
それでは今日はこれくらいで