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富士山の弾丸登山にご用心

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

 

 

おおいたツーリストの中村です

 

 

2023年7月11日(火)1414号

今日も宜しくお願いします

 

 

昨日のブログでも書きましたが

九州北部エリアは

佐賀、福岡、大分で

甚大な豪雨被害が出ています

 

大分と言っても県西部の

中津市耶馬渓や日田市が中心で

 

大分市をはじめ

県内の東部や南部では

激しい雨もあったものの

災害級の被害は出ていません

 

ご心配いただいてメッセージを

下さった方々に感謝申し上げます

 

 

 

豪雨被害を伝える一方で

九州や西日本以外のほぼ全域で

真夏日

 

関東では猛暑日の気温だったようで

今のような梅雨末期というのは

本当に天気が不安定です

 

 

 

さて、そんな中

富士山の静岡側の登山ルートの

登山道が昨日、オープンしたという

話題がありました

 

 

 

 

富士山の登山ルートは

 

①吉田ルート(山梨県)

②須走ルート(静岡県)

③御殿場ルート(静岡県)

④富士宮ルート(静岡県)

 

の4つあって

 

既に開通している

山梨県側の吉田ルートと

 

それに比べ10日ほど

開通が遅いというか

冬山規制の解除が遅い

 

須走、御殿場、富士宮の3ルートが

昨日から登れるようになりました

 

 

私も30年も前になりますが

旅行会社の新人時代に2回

 

 

富士登山ツアーの

添乗に行った事があります

 

 

添乗といっても、富士登山専門の

プロのガイドが付いていますので

私は、最後尾からついて行くだけで

 

いったいどんなもんなんだろう?と

未知の体験にワクワクしたのを

覚えています

 

 

私が登った事のあるルートは

山梨側の吉田ルート

 

 

ここの5合目までバスで行き

ここで着替えなどの準備をして

午後4時くらいから徐々に

登っていきます

 

 

 

 

八合目の山小屋に着くのは

夜の9時とか10時とか

 

 

そこまでゆっくり歩き続けます

 

ゆっくり体を慣らさないと

気温が下がることに対して

低体温症にならないように

対応することや

 

 

酸素が薄くなってくるので

高山病にならないよう

身体を慣らす必要があるから

 

これに対応できないと

頭痛や嘔吐状態となります

 

 

数時間の仮眠をとって

午前4時とかには山小屋を出発

 

 

八合目から頂上までは

急に傾斜がきつくなって

 

登山道の鎖をつたって

やっとの思いで

山頂にたどり着く感じです

 

途中、雲の上から

ご来光を拝むこともできたり

 

もちろん、まったく見えないことも

ありますし

 

 

 

ご来光拝めれば運がよくて

 

天気の急変で

さっきまで日が差していたのに

さーっと雨になったりもします

 

 

それだけに

気軽に富士登山できると考えてると

大変な目に遭うこともあります

 

 

今年は世界遺産登録10年となり

4年ぶりに行動制限もないことから

多くの登山者が想定されていて

 

日本を訪れた外国人観光客が

0泊2日の「弾丸登山」で

登ってくることもあり

 

軽装備のよる事故や急病の

搬送なども後を絶たないそうでうす

 

ニュースなどでも

弾丸登山をしないよう

呼びかけていますが

 

命を落とす恐れもありますから

十分な装備と計画をお願いしたい

 

そう思います

 

富士山は壮大ですごい山です

登れば人生観が変わる方も

あると思います

 

せっかく登られるのなら

素晴らしい思い出にしてほしいですね

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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