人手不足が仕入れを止めさせる
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年7月12日(水)1415号
今日も宜しくお願いします
このブログでも
今年になって
何度も書いているように
バス会社、タクシー会社の
旅客輸送に携わるドライバーは
コロナの最中に、
他業種などに移った方が
多くそのまま定着しており
戻ってきていないのが現状です
もう完全に「人手不足」です
どこの会社も求人出して
必死に人材集めしてますが
そう簡単には戻らないでしょう
そのため
車庫には動いていない
バスやタクシーがあるものの
乗務員が足りていないため
動かせないという状態が
現状、どこの会社でもあるわけです
よく、お問い合わせを受け
「あいにくその日は満車で」と
お断りせざるを得ないことも
多々あるのですが
「無いって言ってたけど
会社の前を通ったら何台も
バスは車庫にあったで!」
などと、何日かしてお叱りを
受けることさえあります
つまり、「満車です」と
断るからには、車庫にもバスが
「空っぽ」であるべきで
お客様にしてみれば
私が嘘をついてお断りしている
みたいに思われたのかもしれません
バスやタクシーの旅客事業者には
営業を許可されている区域があり
その認可を受けている区域外からは
運送を引き受けることが
出来ないことになっています
例えば福岡に本社と車庫をもつ
会社が大分県内にも車庫があり
大分福岡に営業許可があれば
その両県で営業できますが
大分のバス会社に全部断られたから
といって
許可のない宮崎のバス会社を
大分に呼んで運行する事はできません
出発地または到着地の
どちらかが
営業区域内の必要があります
例えば、
宮崎県延岡から出発して
最低1人延岡から乗車させ
蒲江、佐伯、津久見、臼杵
から途中乗車のお客様がいる
なんていう場合は違反にはなりません
なりませんけど
宮崎のバス会社もそれは
受けないでしょうね
わりとよく思うのが
観光需要が回復したので
旅行業界もウハウハなんじゃない
みたいに思われてて
確かに見積もりや
手配の依頼は増えてきました
コロナの間は
本当に酷かったですから
でも、これって
料理店さんに
卵不足で入荷がない
みたいな話で
旅行業者にとっても
バスがとれない
ガイドが取れない
ホテルが取れない
昼食が取れない
みたいな話なので
ぜんぜん気持ちが
アガッてはこないんですよね
あがるどころか むしろ、
これほど仕入れで難航すると
エヅきそうになります
(オェって・・・)
この仕事やってる以上
どうにかしなければと思い
奮い立たせてはいるんですが
大手のような仕入力のない零細が
どう闘っていけるのか
不安になることの方が
多いこの頃です
とにかく早め早めに
依頼して、決めていくしか
方法はないと思います
それでは今日はこれくらいで