別府にしかない日常、銭湯という文化遺産
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年10月10日(金)
2240号になります
今日もよろしくお願いします
今日は10月10日で
「銭湯の日」なんだそうです
ふつうに語呂あわせで「1010」
「せんじゅう」ではなく「せんとう」
東京都の江東区の公衆浴場組合が
制定してそれが全国的に一般化したのだそう
そうテレビで言ってました
ただ、普通に語呂合わせだけでなく
私が生まれる五年前、昭和39年の
10月10日に
東京オリンピックの開会式が行われ
「スポーツの後に汗を流す文化」
と結びつけて、
健康増進を目的に制定されたそうです
まあ、当たり前と言われれば
そうなのかもしれませんが
日本一のおんせん県おおいたを
代表する別府市には銭湯や共同浴場が
とても多くて、その数は日本一です
別府市内には約158か所の
公衆浴場があり全国最多
別府には約2,850の源泉があり
これは全国の約1割、
大分県全体の約6割です
この圧倒的な湯量が
別府の銭湯や共同浴場を支えています
自宅のお風呂にも温泉が引けて
自宅では入らず、いつも銭湯という
市民の方も多いんだそうです
マンションなどにも
共同の大浴場があったりしますから
自宅ではシャワーだけとか
入らないという方も珍しくない
別府市は「温泉文化の縮図」とも言われ
何といっても全国、いや世界の観光客に
圧倒的な知名度を持っていますから
当然のようにそこに暮らす
地元住民にとっても
温泉が生活の一部になっています
大分には各地に様々な温泉があり
それぞれにその良さがありますが
それらとは一線を画すべく
別府という場所での銭湯の多さは
まさにその文化の豊かさを
物語っている気がします
別府市自体も
何か特別な「○○の日」を
制定してほしいですね
それでは今日はこれくらいで