運行中のバス火災を防ぐために
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年12月18日(木)
2309号になります
きょうもよろしくお願いします
今日は温かかった
12月中旬なのに17度くらいあって
風もなく晴れていたので
体感的には春のよう
こんな日が続いてくれれば
本当に過ごしやすくて灯油もいらないのに
と思ってしまいます
ガソリンは下がっても
灯油は下がらないですね
18リットルで
二千円を軽く超えています
半額くらいで買えていた昔が
本当に羨ましいです
さて、昨日のお昼前ごろ
北海道で札幌から新千歳空港へ
向う空港連絡バスの後部から
突然炎上する事故が発生しました
乗客乗員41人は全員避難し
けが人などはなく
火災発生から約10分後
乗客は別のバスに乗り換え
新千歳空港へ向かったそうです
火災を起こしたバス会社の回送が
あったためすぐに乗り換えて
行くことができたと言います
また、運転手が乗客の荷物も
全て取り出し被害もなかったそうで
本当に不幸中の幸いでした
このバスはジェイ・バスのタイプで
2015年式で118万キロ走行
昨日の運行前の点検では
異常は見られなかったということです
10年で120万キロは
過走行車といえるのではないでしょうか
(写真はイメージ)
空港連絡バスという事で
一日のうちでに何便も
ピストンで運行しているはずで
始業時の運行前点検は
念入りに行っていても
その都度の出発前に計器類異常がなければ
それ程念入りに見てない可能性があります
休憩もとる必要があるので
なかなか現実的には難しかったりします
バスは3か月に一度定期点検があり
車検も毎年1回必ず行っています
120万km / 10年という事は
年平均12万km走行していて
これは観光・高速バスの
「年間10万~20万km」という
一般的な走行距離レンジに収まります
しかし寿命の下限(100万km前後)を
超えているため
エンジンや足回りの摩耗は
かなり進んでいてもおかしくありません
定期点検でどの程度それを
把握していたかですが
今回、乗務員さんも右後方から
煙が出ているのを確認して気づいた
と、言っていますので直前まで
異常は無かったんだと思われます
国交省の担当などが整備記録などを
解析して、火災の原因を探ると思いますが
この同型は国内で多く使用されているため
再度、会社ごとにチェックし
問題がないかを確認してほしいと思います
それでは今日はこれくらいで


