バ畜が思う高島屋のケーキ問題
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年12月25日(月)1580号
聖なる夜にサンタさんは
大忙しだったようで
世界中でプレゼントを配ってまわった
サンタクロースも今夜は
ゆっくり眠れるのかもしれません
配送業界も年末の忙しさは
ほぼ今日くらいまでがピークで
クリスマスが終わってしまうと
配送センターに一時的に集まっていた
大量の期間限定のバイトたちも
一斉に少なくなっていって
荷物を仕分ける集配センターから
一気に人が少なくなっていきます
最近でこそ、行かなくなりましたが
「ザ・バ畜」と言われたこの私も
数年前までは、夏の中元シーズンと
暮れのお歳暮・クリスマスシーズンは
某ブラックキャット社で
大量の荷物をコンベアに流す
そして行き先別に積みつける
そんな作業を外国人や学生に混じり
真夏とこの時期だけ夜な夜な明け暮れる
そんな事をやってきました
そんな私に言わせれば
クリスマスケーキなどという
見た目も非常に繊細な食べ物を
冷凍の宅急便で配送するなど
「ぐちゃぐちゃになって当たり前」
今朝から高島屋の5400円ケーキが
届いた時には崩れていて
食べられない状態になっていた
そんなニュースが流れています
私達が子供の頃、主流だった
どのくらい前から作ってたのか
判らないくらい固い
バタークリームケーキを凍らせて
カッチカチの状態で運ぶのとは
訳が違って
生クリームのケーキは
普段の時でも厳しいはずで
ましてやこんな
物量の多い超繁忙期など
宅急便で形を壊さずケーキを
送るなどというのは
私に言わせれば
曲芸みたいなもの
確かに、
「取扱厳重注意」扱いで
丁寧にやっていますが
製造段階、積み付け段階、
仕分け段階、配送段階と
どの段階の人も
最大級の緊張感をもって
やれるかと言えば
それはなかなか・・・
温度管理もあるでしょうし
輸送中の運転技術もあるわけで
あのケーキが写真の通り
奇麗な状態で届くとしたら
身体にいいものが入ってるとは
思えないし、あんなふうになるのは
変な添加物とか入ってない証拠
まあ、何が言いたいかというと
イブの夜にちゃんとした
奇麗なケーキを
食べようと思うのなら
ケーキ屋さんに
自分で取りに行くのが
いいと思うよという話
配送センターで働いた経験の
ある人だったらみんなそう思う
今までもこんなこと
あってたんでしょうけど
SNSでここまで一瞬で拡散し
ニュースになってしまう
高島屋も交換や返金に
応じるようですが、
きっちり何が原因なのか
はっきりさせないと
悪いイメージだけ残りますよね
特に子供の記憶には
しっかり残ると思います
それでは今日はこれくらいで