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バスの仮眠室ってどうなってるの

 

 

大分で旅行業やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

昨日はバスのトイレについての

お話をさせていただきましたが

 

昨日に引き続き、田中さんの質問で

 

 

今日はバスの仮眠室について

少しだけ書いてみたいと思います

 

 

 

 

 

ちょっと難しい話みたいになりますが

 

 

 

貸切バスの運行に関しては

旅客自動車運送事業運輸規則

という国の定めるルールがあり

 

その中に、

 「高速バス及び貸切バスの交替運転者

 の配置基準について」が策定されてます

 

その中には

1日に運転できる最大の時間や

最長距離、休憩に関する決まり事など

細かく規定してあるんですが

 

 

その交代運転手の配置基準では

深夜の運行になると乗務員は二名体制

にしなければなりません

 

 

早朝・深夜時間帯とは

22時から翌朝5時までを指し

これは実車だけでなく回送も含みます

 

 

400kmを超える(一部除外規定あり)

この深夜、早朝運行などは、交代運転手が

義務づけされているため、貸切でも

時々2名の運行になる事があります



貸切はいつもではないので

だいたいの場合、運転席のすぐ後ろ

2席を使用し休憩する事が多いんです

 

ちなみに、運転席後ろ窓側席の

取っ手をパタンと手前に倒す

脚が伸ばせるようになっています

 

 

なので、仮眠室というのは

ついてないのが一般的です

 

 

 

深夜運行の高速夜行バスは

主に乗務員が2名の運行に

なることがほとんどですから

 

 

交代の運転手は乗務員仮眠室

 

というものがあり

多くはトランク横に仮眠室があります

 


ちゃんと、運転席と連絡がとれるように

なっており、狭いですが十分足は伸ばせます


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カプセルホテルよりも

もっと狭いこんなタイプもあります

 

 

 

 

だいたいの場合、2時間ごとに

休憩を取るのでそのタイミングで

乗務の交代を行っているようです

 

 

うるさくないのかと思われますが

エンジンは最後部にあり、防音も

施されているので

そこまでうるさくはないんだそうです

 

また、振動についても車体の

低い床部分でほぼ中央なので

高速走行時は揺れも少ないとの事

 

 

まあ、閉所恐怖症の方や

私のように身体がデカいと

快適とは言えないのかもしれません

 

 

高速バスの仮眠室について

紹介してきましたが、貸切バスで

交代運転手を配置する場合は

 

 

通常の1名乗務の時の料金より

 

1・5倍程度の加算料金が

追加となります

 

なので、同じ距離でも昼間走るより

全然、高くなってきますよ

 

夜出発して朝現地に到着する

行程を組む場合は、宿泊した場合と

 

深夜運航した場合と

どちらがお得なのか

 

相談していただいた方が

良い場合があります

 

 

お気軽にご相談ください

 

 

 

それでは、今日はこれくらいで

 

 

 

 

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