インバウンド需要を取り込んでいく施策が必要
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2024年4月6日(土)1682号
今日も宜しくお願いします
お花見できるくらいの天気かと
思ってたんですが、お昼にはもう
パラパラ降り始めました
先日、JTBがこのゴールデンウィークの
旅行に関する見込みを発表しました
今年の大型連休は並びが良くて
10連休になる人もいて
JTBの調査では
4月25日~5月5日を対象に
海外旅行に出かける人は
コロナ前(2018年)と比べ9割まで
戻ってきたそうです
円安という事もあり、無理に海外じゃなく
国内のテーマパークなどで過ごす
家族連れなども多いようです
海外の行き先としては1位が韓国
2位が東南アジア、3位が台湾と
なっていて比較的近くて短いモノが人気
まあ、確かに今は物価高や
燃料高にプラスして円安があるので
海外旅行は「おすすめ」とは言い難い状況
逆にインバウンドはここぞとばかり
凄い数が来ています
別府とか湯布院とか、今まで街中で
これほど外人の比率が多かったか?
と思うくらいたくさんいますね
これに、私がパッと見て日本人だと
思い込んでるアジア系の人たちが
そうじゃなかったとしたら
本当に日本のインバウンド人口は
凄い事になっています
菅元総理がインターネット動画で
話していましたが
10年前までは年間600~700万人程度しか
外国人旅行客が来てなくて
野田さんから安倍さんに総理が変わって
観光立国日本を目指そうという動きで
年間4000万人のインバウンドを目標に
掲げたんだそうです
しかしそんな事をしたら大変なことになると
二の足を踏んだのは観光の監督官庁である
国土交通省でも、そして外務省でもなく
入国管理を行う法務省と警察庁が
入国を厳しくしてなるべく入ってこないように
締め付けていたんだそうです
不法滞在や、犯罪を犯す外国人観光客が増え
取り締まりや検挙が大変になると
ずっとそんな理由で査証の発給も
簡単じゃなかった国などにも
安倍内閣の方針で、ものの10分で
方向転換が決まったという
とても興味深い話を伺いました
現在、これだけインバウンドが増え
まだ目標の4000万にも達していませんが
締め付けが緩くなってからは
経済効果は5兆円に及んでいるそうです
この国は今後ますます人口は減り
生産力も落ちていくと言われています
しかし、この時期の桜もそうですが
日本には外国人を呼び込む素晴らしい
観光資源がたくさんあります
外国人にたくさん来てもらって
お金を落としてもらう
言い方としては少し不本意な気も
しますが、もうそんなことを言ってる
場合じゃなくなっています
経済をまわしていくためには
日本を旅行する外国人が少しでも
多いほうがいいに決まってるのですから
それではきょうはこれくらいで