しまなみ海道と生口島の「耕三寺」
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年1月30日(木)
1979号になります
この時期らしい寒さが続いてますが
今日はいい天気の旅行日和です
最近は少し出発が続いて
バタバタ気味でしたが
そんな日常から少し離れて
今日は毎年この時期に
香川県の金比羅宮へ
初詣に行かれるお客様と
臼杵港からフェリーに乗って
1泊2日の海外です
二時間半かけて
愛媛県の八幡浜港へ
こんなにガラガラでいいのか?
と言うくらいトラックの乗務員さん以外
ほぼウチのお客様しかいません
今回は愛媛県の今治から
瀬戸内海を広島方面へ向かう
「しまなみ海道」を途中まで渡り
広島県尾道市の生口島
瀬戸内レモンが名産の島なんですが
そこのある「耕三寺」を
お尋ね頂きました
愛媛県側から北上していくと
松山方面から
まずはタオルで有名な今治から
最初の橋
来島海峡大橋を渡り大島へ入ります
伯方・大島大橋を渡ると
伯方の塩で有名な伯方島
次に大三島橋を渡ると
大山祇神社で有名な大三島
ここまでが愛媛県で
次の多々羅大橋を渡りきったところで
広島県尾道市に入り生口島へ
この生口島に
今回の目指す観光先の
「耕三寺」があります
そもそも耕三寺は
浄土真宗本願寺派の寺であり
潮聲山耕三寺といいます
ですが、いわゆる京都などに
よくある古寺院とは少しなり
「西の日光」などと呼ばれるような
朱色の派手な色使いの建物などが
目を引く少し変わったお寺です
建立したのは明治の酸素溶接技術者で
実業家として成功を遂げた
金本耕三氏です
母親の死後、母への感謝の意を込めて
自ら僧籍に入り菩提寺として
昭和10年に生涯を掛け建立した寺です
また施設内にある博物館は、
耕三寺家の美術コレクションを
公開するために昭和28年
国の登録博物館として開館し
重文、重美を多数含む仏教、
茶道、近代美術を公開しています
私たちが伺った際も
経年劣化した門扉の修復を
されていましたが
この施設や貴重な展示物を維持して
いくために努力されているようです
「こんな施設があったなんて
知らなかった」と言われるお客様も
多くじっくり見学されたいお客様には
時間が足りない方も多いようです
是非しまなみ海道にお越しの際は
生口島の「耕三寺」
お尋ねされてみてはいかがですか
それでは今日はこれくらいで