こんなところに噴火の影響が
大分で旅行会社やっています
おおいたツーリストの中村です
先日の阿蘇山の噴火
その後は比較的沈静化していて
観光への影響が心配されましたが
このまま行けば大きなダメージには
ならない感じになってきました
地震や台風などもそうですが
とかく観光業というのは
自然災害の影響をモロに受けます
最近、話題になっているのが
小笠原諸島、「福徳岡ノ場」といわれる
海底火山の噴火によって
沖縄のビーチに流れ着いた軽石
東京の南、1300キロの噴火から
2ヵ月かけて沖縄に流れ着いた
さすがにこんなに離れた場所に
こんな被害が出るとも思わず
当初は、海底火山の噴火といえど
誰にも迷惑が掛かるわけでもなし
日本の領土、領海が増えるような
話なら、どんどん広がればいい
くらいに思っていました
沖縄本島の北端に位置する
国頭村の海では、流れ着いた軽石が
湾内を覆い尽くし、漁船も漁に出られず
大変な被害になっているそうです
また、このあたりのビーチは
海が澄んでいて美しいため
観光客にも人気の場所
この景観が失われると経済にも
影響があると思われます
昨日の新聞記事には
海上保安庁の巡視艇も軽石を吸い込み
航行不能となる事態も発生したそうで
現在もまだ大量の軽石が太平洋上を
漂っていて、今後は沖縄本島や
奄美地方にも漂着することが考えられ
しかも、現在の量よりもさらに増える
と、予想されています
専門家によれば自然の力なので
封じ込めることも、回収することもできず
ただ、自然にきれいになるのを待つしか
ない状態なんだそうです
それには最低あと二年はかかるんだそう
尖閣のあたりに大量に現れて
よく日本の巡視艇と追いかけっこになる
どこかの国の漁船
どうせなら、あのあたりに漂着して
軽石を吸い込んだ船が航行できなく
なればいいのに・・・
などと
小学生並みの発想しかできませんが
あの国はその軽石を集めて固めて
巨大な島にして
しまいには陸続きにして
領土、領海を拡大してしまう
恐れがある
かえって思うつぼかもしれない
何にしても、観光業とは
いろんな影響を受けやすい
その時々の環境によって左右される
脆弱な産業だということを
改めて思い知らされる
これから先の
沖縄や奄美の島々に
観光被害が少ないことを願います
それでは、今日はこれくらいで