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この仕事を続ける「誇り」はありますか

 

 

 

 

 

大分で旅行業やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

さすがに昨日は

私の周辺ではこの話題が

飛び交ってました

 

昨日のブログにも書かせていただいた

未払いの旅行代理店の話

 

 

 

 

結局は「自己破産」という

やりきれない結末

 

新聞、テレビで散々報道され

世間に零細旅行業者の不安感を

与えただけの結果

 

誰も得してない

 

 

 

 

どんだけ他人に迷惑かけてんだと

もう、憤りしかない

 

泣き寝入りせざるを得ない

業者さんは結局回収もできず

 

これだけコロナの影響を受けたのに

完全に泣きっ面にハチ状態

 

 

 

昔からこの仕事って

 

父ちゃんと母ちゃんが

電話とファックスさえあれば

始められる稼業と言われていて

 

在庫も持たず、借りモノを右から左

上前だけピンハネして

 

ヘタうったら、とんずらするような

怪しい輩が多い業界なんだと!

 

 

どんな過程を経て、理由があって

こんな結果になったのかわかりませんが

同業者としては凄く迷惑で悲しい

 

 

 

 

もうひとつ

 

 

 

 

 

このニュースもインチキが

あまりにも大規模過ぎて

もう、理解できない

 

 

 

不正に受け取って

調査した結果、返還すべき金額は

6億を超える額になるという

 

 

子会社が勝手にやって事とはいえ

グループトップは責任を取らないらしい

 

 

 

 

GoToという名のキャンペーンの

フィルターを通ってるので見落として

いるのかもしれませんが

 

この原資はあきらかに「税金」ですから

 

私、思うんですが

旅行業者って、コロナで影響を受けた

代表業種みたいな扱いを受けるので

 

 

 

思いっきり「被害者づら」して

こうなりゃ何でもアリみたいな人が

けっこう居たんじゃないかと思うんです

 

 

代理店の未払いも、このHISの子会社も

どっかで「これくらいならいいだろう」という

甘えがあったんじゃないでしょうか?

 

 

正直、私自身も多少あるし

どこも多かれ少なかれあるかもしれない

 

 

今回の事件で県民や国民からは

旅行業者の信用失墜は免れません

 

 

旅行という「非日常を売る」モノとして

もっと「誇り」がないといけないでしょ

 

 

ただ、周りを見渡しても

「この状況で誇りなんてあるか!」

と、言う同業者が本当に多い

 

 

確かに、今は

目先の売上げ確保が最優先なのは

どこも同じなんだと思いますが

 

 

今回のこのニュースを見て

なぜこの仕事に就こうと思ったのか

なぜこの仕事を続けているのか

 

 

 

この機会に一度、思い起こしてほしい

 

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

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