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かもめが跳んだ日に佐賀は知らん顔

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社をやっています

 

おおいたツーリストの中村です

 

今日もよろしくお願いします

 

 

昨日の話題ですいません

 

 

西九州新幹線長崎ルートが

昨日一部区間で開通しました

 

博多-長崎の整備計画決定から

約50年かかって

 

それでも新鳥栖-武雄温泉を

未整備区間として残しつつの

見切り発車となりました

 

新幹線新車両の名称は

いままで走っていた

在来線特急から継承した

 

「かもめ」

 

まさに昨日は長崎から

 

「かもめが跳んだ日」

 

 

となり長崎や佐賀の沿線5市で

開業を祝う式典やイベントが

華やかに行われました

 

 

 

九州に土地勘のない方だと

あ~博多から長崎まで

新幹線が繋がったみたいだね

 

なんて思うんでしょうが

 

昨日、開通したのは

佐賀県でも長崎に近い方の

 

武雄温泉駅から長崎駅までの

66キロ

 

新幹線の乗車時間としては

23分間という

 

なんじゃそりゃと思うような

短い距離なんです

 

 

リニアのルートで

静岡の知事さんがなかなか

オッケー出してくれないのと同様

 

佐賀県も、多額の整備費用を

拠出するわりに、地元の利便性だとか

経済効果だとかそれほどない!

 

とばかりに

 

 

この新鳥栖から武雄温泉の間

(オレンジの部分)は未着工状態

 

これ、建設推進派の知事に

なったとしてもまだ10年以上

完成までにかかると言われており

 

博多まで行くには

「リレーかもめ」という在来線特急に

乗り換える必要があります

 

 

長崎発の新幹線かもめには

行先「博多」となっており

 

それだったら行先「武雄温泉」に

しておけよって話もあったとか

 

(新しい長崎駅)

 

いずれにしても

この新幹線対応の「フル規格」で

建設するのか、しないのか

 

それすらもまだ

決まってない状態で

西九州新幹線はスタートしました

 

佐賀県のある試算によれば

採算ラインが1だとした時

見込まれる数字は0.5らしい

 

 

後世に大きなツケを残すと

わかっていながら、なかなかGoは

出せないんじゃないでしょうか

 

 

個人的にはこの長崎新幹線

かなり、前途多難な船出と

なってしまった感があります

 

全線開通してれば

この秋の西九州観光にとって

大きな起爆剤となったんでしょうが

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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