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福岡高速バス路線に新規参入という話題②

 

 

おんせん県おおいたで

旅行会社やっています

 

おおいたツーリストの中村です

今日もよろしくお願いします

 

 

 

私が45歳で

以前勤めていたバス会社の退職を決意し

 

その退職理由として

「独立して旅行会社を始める!」

と言ったとき

 

当時の上司や同僚の何名からは

「絶対上手くいくわけがないから

やめといた方がいい!」と言われました

 

 

なんと言われようが

既にその時、会社を設立し登記し

 

旅行業協会の入会準備まで

進んでましたので

 

「やめたほうがいい」と

言われてもやめられる訳もなく

 

心の中では

「はいはい、うまくいかせます」

くらいにしか思っていませんでした

 

今でも、そんなふうに言った

人達のことはよく覚えています

 

それからもう7年が経ちました

9月からは8年目に入ります

 

 

コロナというアクシデントも経験し

それでもシブとく続けられてるんですから

 

 

自分自身では、十分上手くやってると

まあ、有森裕子じゃないですが

「珍しく自分で自分を褒めたい」と

言ってもいいんじゃないでしょうか

 

 

 

そんな体験をなぜ思い出して

書いているかと言うと

 

 

おとといの15日から

別府市に本社を持つ日清観光さんが

 

大分~福岡の高速バス路線に参入したという

ニュースが流れていたからでした

 

 

この話題は

私の4月20日のブログでも

少し取り上げさせていただいてるんですが

 

 

 

スタートを切ったばかりで

これからの成り行きを注目している

そんな状態なんですが

 

 

正直、かなりこの挑戦は

厳しいんじゃないかなと

余計な心配をしています

 

 

日清観光さんには、コロナ前に

貸切バスで何度かお世話になってますし

 

中高時代の同級生も働かれていますので

決して悪く言うつもりもないのですが

 

勝手なわたしの独り言として

この事業、長く続かないのでは?

と思っています

 

 

理由としては

三往復の定期路線である事

 

往路便の予約が無くても

復路便に何名かの予約があれば

ださなくてはなりません

 

それに、乗車効率がよくなければ

乗務員経費、燃料代、高速代

 

一便当たりの採算人数は

最低でも十数名は必要なはずです

 

 

現行他社と比べても

WiFiやトイレもなく、時間もかかる

 

生石という乗車場所の利便性を

考えても他社には劣ります

 

 

逆にメリットは大分発の早朝便で

ダイレクトに福岡空港乗り入れする

しかも国際線と国内線、両方に着く所

 

現状はまだまだ国際線利用者は

多くないと思われますが

 

これに関しては料金以上の

メリットが有ると思います

 

 

 

数年前まで

福岡市と長崎の平戸や

大分の臼杵など

 

九州の各地を結ぶ会員制のバス

YOKAROバスと言うのがありました

 

 

 

会費を払っておけば、

何度でも利用できる

珍しいタイプのバスでしたが

 

結局あれも、

あっけなく廃止になりました

 

 

毎日の運行の為、故障も多く

私がいた頃のバス会社には

 

故障車の代わりのバスをだしてと

運行の依頼がきていました

 

毎日、走るというのは

それだけ車両の劣化も早めます

 

 

つまり車両の修理や維持費用も

今より増えてくる訳です

 

 

 

コロナの感染拡大の波は何度も訪れ

その度に、入っていた貸切バスの予約

取消はあるでしょうが

 

必ず貸切バスの需要は、まもなく

戻ってくると信じています

 

 

日清さんのこの攻めの姿勢は

ちぢこまってしまってる私にとって

見習うべきだと思いますし

成功を願うモノですが

 

 

何となく、スタートする前から

「うまくいくわけがない」と言っていた

 

かつての上司たちのような

そんなアタマになってはいないだろうか

 

自らへの戒めも込めて

何となくそう思ってブログにしました

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

 

 

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