登山の自己責任とルールの厳罰化を考える
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年4月29日(火)
2068号になります
昭和の日でお休みですが
今日もよろしくお願いします
皆さんはこの話題ご存じでしょうか?
東京在住の中国籍の大学生が
富士登山で一週間に二度遭難し
二度山岳救助隊に助けられた
しかも二回目はスマホを取りに
戻った・・・という
私も二十代の頃、仕事で二度
登った事のある富士登山ですが
先週、その富士山での遭難事故で
改めて考えさせられる事が起きました
日本を象徴するこの美しい山は
決して容易に登れるものではなく
特に閉山期間中のこの時期は非常に危険です
しかし、こうした警告を無視し
無謀な勝手な行動によって
救助隊に負担をかける事例が後を絶ちません
今回の中国籍男性はその最たる例で
閉山中の富士山に勝手に登り
自らの判断ミスでアイゼンを紛失し
高山病で救助されたにもかかわらず
僅か二日後、携帯電話を回収するため
再び登山し、再度救助を要請するとは
あきらかに浅はかで理解できません
もはや単なる軽率な行動というより
自己中心的で迷惑を顧みない子供程度と
言わざるを得ません
日本では登山のルールが定められており
特に閉山期間中の登山は避けるべきです
こうしたルールを無視する輩には憤りしかなく
自国に帰ってやれって感じです
登山をする以上、自分の命だけでなく
万が一の時、救助に関わる救助隊員にまで
危険が及んだらどうするのでしょう?
救助活動には多くの時間と費用がかかり
それらは国民の税金で賄われています
まあ、今回は静岡県警ということなので
もっと静岡県民は怒ってもいいはず!
本来、個人の無謀な行動に対する救助費用は
本人に負担を求めるべきだと私は思います
さらに、政府の対応にも疑問が残ります
いろいろな場所でこうした事例が発生しても
救助費用の請求をしないという対応が
これからも続けば同じ無謀な行動を取る
外国人は後を絶たないでしょう
本来、登山は自己責任であり
ルールを守らない者には
厳格な対応が求められます
国際社会における日本の立場を考えると
こうした対応の甘さは、
日本が「何をしても許される国」
だと思われる要因になりかねません
野口健氏が指摘するように
救助隊は命を助けましたが
無責任な行動に対しては
明確なメッセージを送るべきです
日本は長年、他国との友好関係を
大切にしてきました
懐の深い寛容さと武士道のような潔さ
それが我が国の誇りでもあったのですが
しかし、その姿勢が甘さに繋がり
不適切な行動を許してしまうことに
なってはいけません
傍若無人な中国人観光客によって
殴ったり蹴ったりされても
頭を下げながら鹿煎餅を貰うような
奈良公園の鹿と同じじゃダメなんです
今回の件を通じて
日本の登山ルールの厳格化や
救助費用の負担制度について
改めて議論する必要が
あるのではないでしょうか
ルールを守らない者には
相応の責任を問うべきであり
それが登山者全体の
安全を守ることにも繋がると思います
登山は自然の魅力を堪能できる
素晴らしい活動ですが
それにはルールと責任が伴います
日本の山岳環境を尊重し
安全を守るためにも
今こそ無謀な行動に対しては
厳しい対応が求められるべきです
おそらく世論だって
「よし、よくやったぞ!」って
なるんじゃないかと思います
今回の出来事をきっかけに
より多くの人々が登山の
安全性と責任について考える機会に
なればと思いますし
していかないといけないと思います
それでは今日はこれくらいで