海外での急な腹痛、食あたりを防ぐために
大分で貸切バスを使う旅行や送迎で
お得に手間なく予約されたいお客様の
お手伝いをしております
同時に観光情報や身近な話題
最近の出来事で感じたことを
私目線で書いております
おおいたツーリストの中村です
きょうも少しお付き合い下さい
海外旅行中に
腹痛になった事ありませんか?
国立国際医療研究センター病院が
海外旅行中の健康トラブルや薬の取扱い
対策を発表した記事がありましたので
ご紹介してみます
東南アジア方面へ渡航歴がある人に旅行中に
健康トラブルに関するアンケートをしたところ
「海外で下痢・腹痛になったことがありますか?」
という質問には、63%が「はい」と回答
男女年齢別にみると20代の男性が
85%という結果だったそうです
途上国では、まな板や包丁が不衛生で
サラダやフルーツに食中毒を起こす菌が
付着している可能性も多いそうです
「海外旅行に薬を持っていきますか?」
という質問には、8割以上が「はい」と回答
海外では病院にかかるにも多額の費用が
かかりますし、慣れた薬を持参してすぐに
対処できる体制を整えているようです
私も、20代の駆け出しのころ、添乗前に
「酔止めと正露丸とバファリンはもっとけ」
と上司に言われた事があります
厳密にいえば、市販の薬でもお客様に
渡すのって「(薬事法上とかって)どうなん?」
という気もしますが、昔は常備してました
最近のお客様は、ちゃんと自分で
用意してるので、そういう事がなくなりました
では、対策はどうするのがいいのでしょうか
①まめに手洗いする
慣れない場所だと手を洗う場所が
見つかりにくい場合もありますが
除菌ウェットティシュで拭くか
水で流すのが効果的のようです
飲み水以外でもペットボトルの水を
常備しているとよさそうですね
②加熱した食品を食べる
野菜やフルーツ(特にカットされたもの)は
菌がついているリスクが高いそう
食事をする場所にもよりますが
加熱のものを選んだ方がよさそうです
③屋台の食品は食べない
観光として雰囲気を楽しむのはいいとして、
衛生上のリスクは否定できません。
特に途上国での屋台食は菌に汚染されている
可能性が高いので、加熱されたものでも口に
入れない方がよさそうです
④ペットボトルや密閉容器に入った飲料を飲む
途上国では水道水や氷にも注意が必要
水分をとる際、ペットボトルや密閉容器に
入ったものを選ぶのがよいそうです
⑤軽い下痢なら整腸剤で様子をみる
旅先で軽い下痢を起こした場合、抗菌薬ではなく
整腸剤などで様子をみてください
軽い場合は、2~3日で自然治癒することが
多いようです
とにかく、渡航中は日本とは違うという
意識を常に持って、口に入れるものには
十分な注意をする事です
私も、一度だけ
夏の台北で、冷たいものをがぶ飲みして
恐らく「氷」が原因だったんでしょうが
一晩中、トイレから出られなくなるといった
しんどい記憶があります
添乗員ですから、常にお客様の体調に
気を配っていますが、最終的には
「自分の身体は自分で守る」が
海外での基本です
楽しい旅行にするためにも
十分、お気をつけくださいね
それでは、今日はこれくらいで