旅行社発行のクーポン券ってどんな券
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年1月20日(月)
1969号になります
旅行の際、
お客様から旅行代金を
お預かりし、
その代わりに現金ではなく
「クーポン券」という書面でもって
各施設さんに支払いを行います
JTBさんはじめ、近ツーさん
日本旅行さんなどの大手旅行会社は
自社クーポンと言って
会社独自で対施設さん向けに
クーポンを発行する事が出来ます
当社のような小さな旅行社は
全国旅行業協会(全旅協)という
全国47都道府県に支部を持ち
5500社の旅行会社で組織される
旅行業界団体に加入することで
「全旅クーポン」という
大手さん同様に信用してもらえる
クーポン券を発行する事が出来ます
(サンプル)
もちろん加入時には審査もあり
あらかじめ加入する際は預託金も
毎年の年会費も必要です
余談ですが旅行業者は
主に大手旅行会社が加盟する
日本旅行業協会(JATA)と
小さな旅行業者が加盟する
全国旅行業協会(ANTA)があり
どちらの協会も
旅行業務の改善やサービスの向上
旅行の促進と観光事業の発展を
目指すことを目的としています
このクーポン券が
もし使えなかったとすれば
添乗時に多額の現金が必要だったり
カードでの決済や銀行振込での処理を
各施設さんごとにする必要があり
とても煩雑になると同時に
第一に「信用」してもらえるか?
という問題があります
小規模事業者で、クーポン契約もない
となれば、ホテルをはじめ交通機関や
レストランなども
ほぼ「前振込でお願いします」
と、言われると思います
クーポンであれば
添乗など付かない旅行
たとえば家族旅行でホテルの
宿泊券だけを依頼されて発券しても
そのクーポン券を
お客様にお持ちいただくだけで
販売手数料(コミッション)が
入るわけですから
クーポン契約はしておかないと
生きていけない訳です
で、ですね
前置きが長くなり過ぎましたが
毎年、秋の売り上げが多く
特に11月が当社は一番のピーク
とにかく、がむしゃらに売って
回収するので11月から12月にかけて
口座の中の資金は割と余裕
それが、12月中旬からは
パタッと暇になり
1月などは正月もあり
本当に売上が少ない状態
傷害保険料やクーポン利用金額の
引き落としが毎月20日で
11月分が本日、1月20日
ドカンと落とされたため
急に口座が閑散としてしまい・・
私のような未熟な経営者は
残高の有無でついつい
一喜一憂してしまう
いつまでもあると思うな
何とやら~
いつまでたっても
「アホ社長」の沼から
脱することが出来ないのです
やっぱり向いてないわ・・・
いつも20日はそう思う
それでは今日はこれくらいで