新型バスの安全対策
おはようございます
大分市でバス旅行を中心に取り扱っている
おおいたツーリストの中村です
これから3学期にかけての時期は
社会見学よりも城島高原パークなどの
スケート教室送迎が多くなります
先月15日、三重県の紀勢道を走っていた
観光バスの運転手が突然意識を失い
それに気づいた乗客らが
ハンドルを握りバスを側壁に
ぶつけて停めるという事故が発生しました
運転手が突然意識失う…バスで相次ぐ「健康起因事故」防げるのか
この運転手、46歳で病歴や薬の服用もなく
事故の前日は休日だったそう
高齢、病気、過酷な勤務でもなかった
にもかかわらず運転中突然意識を失った
バス事業者としても予測不能としか
言いようがないと思います
とっさの機転で側壁にぶつけたそうですが
市街地や橋の上など、そこがたまたま
ぶつけられない場所かも知れません
また、意識を失っている運転手をどかして
運転を替わると言うのも一人では無理です
この件で現職ドライバーと話したのですが
では、どう対応するのが正しいのか?
まずはハザードランプを出して
右足をアクセルペダルから離す
ギアはそのままにしてニュートラルにしない
エンジンブレーキがかかるので
徐々に減速させてフットブレーキをかける
などと言っても、装置の位置や運転技術の
知識もなければ、ただでさえパニックなのに
僅かな時間にそんな事ができるでしょうか
そこでメーカーが新開発し搭載を進める
緊急時ブレーキシステム
先程の手順をボタンひとつでできます
警告音と共に減速し、比較的少しの距離で
安全に止まる事ができます
客席(先頭部分)上部にもあります
車内も赤く点灯し
ハザードランプも点滅します
大分県内では
10月に大分バスに1台導入されました
まだまだ、各社の全車に普及するまで
かなりの時間がかかりますが
少しずつ安全対策も進んでいます
何処でいつ起こるかわからない同様の事故
まずは運転手各自の健康管理が第一です
たくさんの乗客の命を預かってる自覚を
運転手の皆さんに強く持ってほしいものです
どうか宜しくお願いします🙏
では、今日はこのくらいで