バス会社の貸切バスは高い？
大分で貸切バスを使う旅行や送迎で
お得に手間なく予約されたいお客様の
お手伝いをしています
同時に観光情報や身近な話題
最近の出来事で感じたことを
私目線で書いております
おおいたツーリストの中村です
今日も少しだけお付き合い下さい
昨日、営業先でこんなことがありました
毎年、バス旅行をいただいてる
団体の事務局長さんが
今年もご依頼をいただいたにも関わらず
「今年はバス代が高いなあ」と呟くのです
時々、かまをかける感じでそういう事を
いう方なんですが・・・
ちなみに今年は宮崎方面の日帰り旅行
「使用する時間と距離で決まるんですが
シーズン的なものも加味されますので
この料金は適正だと思います」と答えました
正直、見積もりの際は
手間ではありますが、いつも距離と時間を調べ
下限～上限の範囲内かをチェックするので
この金額が安いのか、高いのかは
把握して見積もりは提出しています
本来、私達のような旅行会社は
バス会社に依頼する方なので
バス会社が計算してきた回答金額で
見積もり回答するだけでいいのですが
この回答金額が、どの位置のものか
必ず知っておく必要がありますし
もちろん高ければ交渉して下げてもらいます
簡単に貸切バス料金の算出方法
（平成26年改正新料金適用）を
ご紹介しますと
利用する車種ごとに
大型バス（～４５名）、中型バス（～３０名）
小型バス（～２５名）（保有する会社により席数は異なる）
の、３つの中でどの車種が必要かを選び
距離＋時間
距離は
バス会社の車庫から
↓
配車場所（希望の出発場所）
↓
そこから目的地を経て
↓
帰着場所（希望の到着場所）
↓
バス会社の車庫
までの全ての距離
時間は
車庫から車庫に戻るまでの全ての時間に
出発前と帰着後にそれぞれ点検の1時間を
加えた全ての時間
例えば大型バス（九州運輸局管内）では
1キロ当たり
上限額150円～下限額100円
1時間当たり
上限額6,910円～下限額4,790円
と、決まっています
ただその範囲内で同じ車種、行程であっても
バス会社によって金額の開きがあります
基本的に閑散期は安く、繁忙期は高くなりますが
それはバス会社毎の判断となります
その辺をお客様に、資料を提示して
説明しているのですが
「要は、いくらまで下げてくれるの？」
みたいな感じです
昔に比べて貸切バスが随分高くなった
みたいな事を言われますが、
決してそうではなく以前に比べ、
かなり明確になっています
市や社会福祉協議会からバスを借りたり
ホテルや温泉施設などが送迎してくれる
いわゆる白バスを利用する事が多い所ほど
「バス会社の貸切バスは高い」と言われます
単純に安い料金を求めるなら
バス事業者を無理に使わなくていいと思います
例えば人命に関わる重大事故が
発生したあとのことなどを、
明確に想像できてないのだと思います
こんな説明を何度も何度も繰り返し
納得して使って頂くのが
私たちの使命なのかもしれません
それでは、今日はこれくらいで