バスを依頼する時知っておいてほしい事
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年3月12日(水)
2020号になります
今日もよろしくお願いします
まもなく新年度ということで
小学校さんからの見学遠足や
社会見学に関する貸切バスの
ご依頼が増えてきました
現在、3校の入札で結果は1勝2敗
でもこの「1勝」も学年によってはの
部分的なため、0.5勝といった感じです
それでも、こうしてご縁を
いただけるのは嬉しいですね!
こうした学校行事のバス手配は
発着時間や行程が事前にしっかり
決まっているため
バス料金の見積もりは比較的スムーズです
あとは価格勝負と
指定の日にバスを確保できるか
が勝負どころ
一方で、少し複雑なのが中学校の
クラブ活動や部活動での遠征試合の場合。
保護者の方々から直接貸切バスの
ご依頼をいただくことも多いのですが
これがなかなか難しいんです!
例えば、
「日程と場所は決まっているけれど
宿泊先は予定の範囲内で未確定。
2日目の日程は1日目の試合結果次第だから
何時に終わるかは分からない」
といった条件下で
見積もりをご依頼いただくことがあります
こうしたケースでは、
以下のような仮のスケジュールを
元に計算を行います
-
7時学校発 → 18時ホテル着
-
翌日8時ホテル発 → 17時学校帰着
距離単価×走行距離+時間単価×拘束時間で
暫定的な料金をお出しします
ただ、そこでよく出るのがこんなご意見
「事前にお金を集めるので、
追加料金が出ると困ります…」
そのお気持ちはとても良く分かります
しかし、私も赤字を出す訳にはいかず
追加料金が発生する場合には
ご請求が必要となります
そこで
「余裕を持った見積もりを作成しますが
その分、高めの金額になってしまいます」
とご説明しています
どうやら、
貸切バスを初めてご利用される方の中には
「どれだけ走っても何時間使っても1日定額」
と思われている方もいるようです
そのため、お見積もりがご期待に沿えずに
最終的にご依頼につながらないこともあります
貸切バスの料金体系は少し特殊です
時間や距離を基に計算されるため、
場合(法定下限料金割れ)によっては
追加請求が発生することも
それは守らないとバス会社が罰せられる
ことになってしまうからです
少なくとも事後精算の仕組みが整ってない
場合はリスクを考慮せざるを得ません
でも、こういったやり取りを通じて
少しでも多くの方に貸切バスの仕組みを
知っていただけたら嬉しいです!
新年度も引き続き、
多くの笑顔を安全に目的地へ
お届けできるよう努力してまいります
バスの利用や旅行の問い合わせが
ございましたらご一報ください
それでは今日はこれくらいで