トヨタの新社長に思う事
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年1月28日(土)1250号
今日も宜しくお願いします
おとといの夜のニュースで
トヨタ自動車の豊田章男社長が
4月1日付で会長に就き
現在、執行役員である
佐藤恒治氏を後任の社長に
昇格させる人事を発表しました
14年ぶりのトップの交代発表に
経済界はもちろん、一般紙でも
大きく取り上げられ話題になっています
現在66歳の豊田社長から一気に
13歳若い新社長にバトンタッチ
日本を代表する巨大企業
グループ併せて37万人という
従業員がいる企業の社長というのは
一体どんなもんなんだろうと
従業員ゼロの同い年の経営者としては
思いをめぐらせてしまいます
池井戸潤の書く小説では
もっとおどろおどろしい
足の引っ張り合いなんかが
ありそうなものですが
先月、タイのサーキット場で
「社長、やってくれない?」と
打診され
冗談でしょ?と思った言う
拍子抜けしてしまうくらい
ライトな感じの二人のやりとりに
案外、あれくらいまで大きくなると
そんなもんなのかなと思ってしまいます
現社長の章男社長は
根っからの車好きで
しかも創業家出身ということもあり
メディア露出も多く目立った人でした
トヨタのフラッグシップのような方で
先頭で引っ張るリーダーとして
歴代のトヨタの社長の中でも
非常にわかりやすい人でした
「モリゾー」の愛称で
モータースポーツファンからも
慕われていました
この一報を聞いた時
退任には残念な思いがしました
が、やはり
年齢的にも体力的にも
若い次の世代に引き継がなければ
いけないと思ったというのは
正直なところなんだと思います
相当な重圧の毎日である事は
私たちのような者には計り知れません
100年に一度の変革期を
迎えているという自動車業界は
いま、かつてライバルだった会社とも
手をとって協力していかなければ
生き残れないような時代になりました
この、53歳の佐藤新社長には
そういった難局を乗り越える
リーダーシップと
トヨタやトヨタの車を愛する
強い気持ち
そして何より章男社長が
託すくらいですから
その人柄と能力
そして生まれ持っての運を
お持ちになられているのでしょう
同じ昭和44年生まれとして
親近感も沸きますし
この先、世界を相手に
トヨタがどう戦っていくのか
そのあたりの舵取りは
世界中が注目する所だと思います
あのトヨタの社長が
私と同じ年齢の方になるなんて
自分も随分と歳をとったんだなと
なんとなくしみじみ感じてしまいます
まあ、どうせ一度の人生なら
やれるものならあのくらいデカい会社の
社長というモノを1日でも
やってみたい気もしますが
それでは今日はこれくらいで