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ダイナミックプライシングと手前どり

 

 

おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です

2024年2月27日(火)1643号
今日も宜しくお願いします

 

 

今日、お昼に立ち寄った

ドラッグストアの食料品売り場で

なんか奥の方に手を突っ込んで

牛乳を選んでる高齢女性をみました

 

 

 

手前より奥の方が

新しいのが置いてあるから

なんだと思いますが

 

そこまであからさまに

突っ込んで取らなくとも

そんな変わらんのじゃないかと思うし

 

 

まあ、少しでも新鮮な物をなのか

少しでも日持ちするようになのか

わかりませんが

 

「てまえどり」もへったくれも

ないなと思うのでした

 

 

私も牛乳買いますけど、

たいがい1パックをその日のうちに

飲んでしまうので

あまり日付は関係ないんです

 

それもちょっとおかしいんでしょうが

 

 

 

昨今、スポーツ観戦やコンサートの

チケットだったり

テーマパークの入場料もそうですが

 

 

ダイナミックプライシング

というのが増えてきました

 

いわゆる需給量に応じて価格設定が

変化するというものです

 

私達の業界で代表事例としては

ホテルの宿泊料金や航空運賃です

 

このホテルの宿泊料金や航空運賃は

お盆・年末年始などの繁忙期では

価格が高く、平日といった閑散期では

価格が安く設定されます

 

またシーズナリティを問わず

大勢の人が集まる催しが行われるなど

 

特定の地域や路線に限って

高く設定するなどがあるわけです

 

 

ある意味理にかなっている訳で

売れる日を安くする必要はなく

かといって間際でも安くできる

 

 

最近、お客様との会話でも

「なんでそんなにするの?」

「この日は●●があるからです」

みたいなやりとりがあります

 

 

 

逆に「訳アリ」ですごく割引があり

外壁の改装中で景観が見えないからとか

エレベーターの近くで音がするから

 

 

などの理由で

通常の料金よりかなり安く

なっていたりする事があります

 

 

今の宿泊予約サイトなどは

キャンペーンやお得なクーポン

そしてダイナミックプライシング

を導入してたりするので

 

 

同じ日の同じホテルを

比較する事も簡単にできるように

なってきました

 

 

私も気分が乗ってる時は安く

気が乗らない時は高くしてみよう

 

「すいませんが、この仕事は

あまり気が乗らなかったので高いです」

みたいな感じで

 

じゃあ、いつも高いかも

 

 

さっきの牛乳もそうですが

時間の経過とともに

自動的に料金が下がるように

なっていれば

 

あまり奥まで手を突っ込む人も

居なくなるのでは?

値引きシールみたいなものですが

 

 

消費期限と割引率が連動してて

それがリアルタイムで行われれば

生鮮品に関しては食品ロスが

少し減りそうな気がします

 

いや、それくらいは

もうあるのかもしれないですね

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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