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まあ、いいやで済ませてはいけない話

 

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

2024年1月10日(水)1596号

 

 

昨日の事なんですが

来週末、関西に行かれる

お客様グループの一人が

急に予定が変わって

 

 

他の方とは別行動で

帰りのJR券を変更してほしい

 

という連絡があって

 

そのJR券は、昨年末に

大分駅の「みどりの窓口」で

購入してた分でしたので

 

大分駅に持っていって

変更手続きをしてもらうことに

 

正直言うと、本当は面倒なんで

お客様自身にやってもらってほしい

 

でもそうは言えないじゃないですか

まだ、こっちの手元に切符あるし

 

 

夕方の大分駅周辺は、クルマ多くて

南口のロータリーにある駐車場が

満車になっていて

 

かといって、30分無料の

駅の立体駐車場に停めて

上から降りてくるのも面倒だし

 

 

だいたい用事で言えば10分くらい

ちょっと並んでたとしても

まあ15分程度で終わります

 

 

となると、このパターンで言えば

駅東側のバス待機場の所の

市が運営するコインパーキング

 

ここだと20分無料

 

 

幸い、この時間でも

ここなら半分以上空いていて

 

駐車して素早く降りて

駅構内の人をかき分け

 

一目散に「みどりの窓口」へ

ここなら、車から最速1分で

窓口に着ける

 

 

ラッキーなことに

この時間なのに誰も並んでない

 

立ち上がって

「いらっしゃいませ、どうぞ」と

元気に声を掛けて下さった

若い窓口の男性の所で

 

 

 

「すいません、

ちょっとややこしいんですが

 

こちらで購入した切符の中で

1名分だけ復路の変更があって」

 

内容を説明し、購入した際の行程表や

領収証も提示し

 

「わかりました」

明るく対応して下さる係りの方

 

 

ここまでは悪くない

むしろ、かなりいい展開

 

しかし、10分経っても

なかなか処理が終わらない

 

しまった、威勢はよかったけど

スキル的にはまだ新人さんなのか?

 

後ろに並んでいる人が増えていき

私以外の窓口でどんどん人が捌かれていく

 

こうなると、窓口で

詰まらせてる原因の

私に対する列の人たちの

視線が気になってくる

 

ちょっと、手こづった感じの

若い窓口の方も「お待たせしました」

と、発券して

切符を渡してくれるかと思いきや

 

そこから、

「では確認してください」

と、乗車券と乗り継ぎの列車の

指定券を順番に並べ始めた

 

 

「では1月20日の8時25分発の・・・」

 

私も「いや、もういいのに」と

思いつつも「はい」「はい」と

確認して・・・

 

多分、その段階で15~6分

 

切符を受け取り時計を見ると

確実にまだあと3分はある

 

クルマに戻る前に

トイレにいってこよう

 

いや、待て

ここでトイレに行った場合

トイレが混んでいれば

20分に間に合わなくなるかもしれない

 

別に今すぐに行かなくても

まだ大丈夫な感じでもあり

 

ロッテリアと丸亀製麺の前で

迷った挙句、行く方を選択

 

行ってみると夕方の混雑時なのに

男性トイレはガラガラで

 

これだけ多く並んだ小便器は

私だけしかいない状態

 

 

これなら大丈夫

 

用を済ませ、

急いでコインパーキングで

駐車した番号を押すと

 

 

 

 

 

表示は「200円」

 

「まじか!」

 

仕方なく払って領収証をみると

 

入庫時間18時02分

出庫時間18時22分

 

ちょうど20分・・・

 

 

 

あと何秒か早ければ

無料で行けたタイミング

 

 

この精神的なダメージは大きい

 

あの余計なしっこ時間がなければ

出庫時間が早まったのになどと

くだらない独り言をいいつつ

 

やはり、

気持ちの中に若干の驕りが

あったんじゃないか

 

 

「トイレはまた、後にしよう」

 

という謙虚な気持ちがあれば

今回のような凡ミスは防げたはず

 

でも、それは驕りなのか

 

 

これが

裕治郎さんがよく言う

経営者の四大疾病と言うやつか

 

 

この本来不要だった200円を

まあ、いいやで済ませてはいけない

 

 

この領収証は戒めの気持ちを込め

しばらく財布に入れておこう

 

何の話なん?

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

 

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