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パスポートの残存チェック忘れずに!

 

おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています

おおいたツーリストの中村です

2024年1月9日(火)1595号

 

 

この年末年始に結構あった話

 

確かに今はホテルも、航空券も

ネットで自分で手配できるので

 

旅行社を通さなくても

海外旅行はできます

 

でも、旅行会社を通さないからこそ

知らずにはまってしまう

「落とし穴」がそこに存在する

 

 

それが

旅券の残存期間やESTAの存在

 

 

パスポートには

ご存じの通り取得してからの有効期限が

10年のモノと5年のモノがありますが

 

 

あともう少し残ってるから

この際、最後にもう一回

どこかに行ってこよう

ということがあると思います

 

 

国によっては入国時6カ月とか

3カ月とか残存期間がなければ

入国できません

 

 

  • タイ:6ヶ月以上
  • フィリピン:6ヶ月以上
  • シンガポール:6ヶ月以上
  • インドネシア:6ヶ月以上
  • 韓国:3ヶ月以上
  • フランス:3ヶ月以上
  • ドイツ:3ヶ月以上
  • 台湾:日本帰国時まで有効

 

 

なので

残り1年を切ったパスポートの場合

渡航先の残存条件をチェックして

 

 

必要であればまだ残りがあっても

更新されることをお勧めします

 

 

因みにバスポートは

残り1年未満になれば

更新手続きが行えます

(長期の留学などは要相談)

 

 

また、完全に切れてしまったり

紛失消失したりした場合は

新規取得となります

 

 

 

たとえば

査証の必要な国であれば

入国時の残存プラス

滞在期間分などの規定があり

 

それがないと

入国させてもらえない事に

なってします

 

最近、よく聞く

東南アジアでも人気の旅行先「バリ島」

バリ島はインドネシア共和国

 

という事は、有効期限として

6か月の残存がなければ入国できません

 

まだあと半年くらい残ってるので

最後にこのパスポートで

バリ島旅行を計画して、一人だけ

日本から出国できなかったなんて話

 

もう、泣くに泣けません

 

旅行会社や大手航空チケットを

専門に扱うところでは、

パスポートの有効期限を入力すると

 

予約時にダメな時は、

はじいてくれるんですが

 

自分達でサイトからLCCなんかを手配すると

そこがはじいてくれない

 

 

落とし穴なんです

 

 

それから最近多いのは

ハワイなど米国に渡航する場合

必要なESTA(エスタ)

 

 

 

 

これは、有効な旅券と

クレジットカードとスマホか

パソコンがあれば

 

旅行会社に依頼しなくても

手順通り入力していけば

自分でもできるものですが

 

 

航空券やホテルを

自分でネットでとった場合

 

このESTAの存在を知らずに

当日、空港で初めて知ったり

最後まで手続きが完了できておらず

 

入国できなかったというケースを

よく聞きます

 

 

私の周りでも残存切れや

ビザなし、ESTAなしで

空港まで行って

帰ってきた人もいます

 

 

長い事、この仕事やってて

出発前に「忘れ物はないかな」と

よくチェックしますが

 

 

究極の究極

金さえあれば何とかなります

カードや最悪、同行者に借りても

 

 

 

でも、パスポートがないのは

正直、どうともなりません

 

特に、出入国関係は

国と国との取り決めなので

日本はOKで出国させてくれても

向こうの国の係官が

ダメだったらダメんです

 

 

航空券代、現地費用の

当日キャンセルなので

全額帰ってきません

 

 

旅行社を通さないことを

どうこう言うつもりはありませんが

ご自身で手配される際は

十分お気を付けください

 

 

 

それでは今日はこれくらいで

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