お付き合いできません!
「ゲームオーバー」になる前に
「コンティニュー?」と聞かれて
100円入れたかのような
12時間延長
混乱を避ける対応らしいが
フレキシブルというか
臨機応変というか
なんとなく腑に落ちない感も
しないでもない
おおいたツーリストの中村です
昨日、ある工場の会長を伺いました
保線作業や農機具を製作する会社で
その会長は間もなく80になられる方
数年前に息子さんに社長を譲ったが
会社にはほぼ常勤で、私との付き合いも
かれこれ30年近くになります
「7月に夫婦で北海道に行きたいので
見積もりをたててほしい」という事でした
ひと通り話が終わった頃
電話で席を外されたが
事務所内なので全部聞こえてくる
どうやら、新規で取引開始するにあたり
相手先が「調査書」のような書面の提出を
求め、それをメールで送ってきたらしい
「うちはこんな会社ですと出してから
お宅のもというならまだわかるが、
失礼じゃないですか?」
「いえ、買っていただかなくて結構です」
「そういう所とはお付き合いできません」
と、10分くらいやり取りした後、ホントに
電話を切ってしまった
おそらく相手の担当者は、その会社で
決められている通りの手順で進めただけで
まさかこんな昭和の頑固親父みたいな
人が出てくるとは思わなかったでしょう
数日前、取扱商品カタログを電話で
請求され事務員さんが発送していたらしく
購入する事が相手の社内で決定したので
今回のメールと電話をしてきたそうです
いま風というか、ありそうな話
戻ってこられた会長に
「良かったんですか?新規の取引先を」
というと
商売する時は、必ずその人間を見てから
付き合うかどうかを決める
だから東京でも東北でも毎年必ず
お客さんに会いに行き挨拶してくる
相手の様子を確認する意味もあるが
自分の様子を相手に見てもらうという
意味もある
実際に行けば、会社の様子や
健康の事に変化があればすぐにわかる
「やっぱり、会わんとダメぞ、中村君!」
そう、言われました
うちにも、そういう失礼な電話とか
いっぱい掛かってきますが
会長のようにバッサリはいけない
売上という餌につられて
なんとなく怒りに蓋をして
押し殺していることが多い
それに最近、外回りが疎かになり
数字を落としてきてたので
なんかガッツリ響きましたね
もう一回、名刺をお渡しするところから
やり直さなきゃ!
それでは、きょうはこれくらいで