大分で旅行会社やっています

おおいたツーリストの中村です

 

 

 

2011年の今日

東日本大震災が起こった日から

きょうで10年を迎えました

 

(写真はお借りしています)

 

ちょうどあの時は

午後からのアポを終え

2時過ぎに少し遅い昼食をすませ

 

帰社の途中

ガソリンスタンドに立ち寄って

給油している最中でした

 

ちょうど金曜日だったんで

いつも移動中に聞いているラジオ番組が

 

突然、終了し「おかしいな?」と

思ってると速報のニュースが流れ

 

それからはテレビで

あの信じがたい津波のシーンを

ぼうぜんと見ていました

 

そんな記憶があります

 

 

 

大変な事が起きてしまった

甚大な大災害だ

 

とは、思いつつも

どこか他所の出来事で

 

正直、自分たちの暮らしに

影響する感覚はそれほどなく

 

と言うのも、たとえば

 

震災の次の日も

その次の週も

 

予定されてた旅行は

計画通り実施され、添乗にも

普通に行っていましたから

 

心のどこかでは

「お気の毒に」という感覚だったと

記憶しています

 

 

私が、真正面から震災を感じたのは

以前ブログでも紹介した

 

東松島市の中学生を

仙台まで迎えに行き、そして

 

3日間を共に過ごし

送り届けたあの仕事からです

 

 

 

あれから10年

今朝、出勤途中のラジオで

被災当時11歳で現在大学生

 

震災で母親を失った男性の

コメントが紹介されていた

 

「確かにたくさんの物を失った。

でも、たくさん助けていただいたし

尊敬できる方とも出逢えた

 

大人へと成長した自分たちが

災害の教訓を活かし、語り継ぎ

次は助ける方の立場になる」と

 

 

凄くポジティブな考え方に

何か少し救われる気がしました

 

 

(写真はお借りしています)

 

10年が経ち、町が整備され

お年寄り達は亡くなり

 

少しずつ人々の記憶から

風化していくのは仕方ないかも

しれないけど

 

震災や津波で大切な人を失った

方々の心は、街並みが整備される

ようにはいかないんだと思います

 

 

10年という節目は、だだの

区切りであって

 

これからも微力でも国民の

一人として支援し続けなければ

行けないと思うし

 

私たち観光業に携わる者たちは

観光や旅行の持つポテンシャルを活かし

 

「癒された、救われた、元気になれた」

 

と感じていただけるように

出来る事を提供していく

 

日々、精進していくだけだと思います

 

 

それでは、今日はこれくらいで