円高になると海外旅行者が増えてくる?
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2024年8月5日(月)
1802号になります
今日もよろしくお願いします
経済市況はとんでもない事に
なっています
株式はわずか数日で
一万円さがってしまうという
ブラックマンデー越えの状況
今日だけでも4,000円以上下がる
というパニック売り状態で
為替も先日まで160円台だった円が
介入を含めこの僅かな間に
円高が進み今日は141円台
一気に二十円も上がりました
日銀の利上げ発表から
米の景気後退懸念など
せっかく日経平均だけは
バブル期を越えて異常な伸びを
していたにも関わらず
もうここ数日
とんでもない「狼狽売り」状態
世の中の波に乗る感じで
「新NISA」始めましたという
ビギナー投資家たちにすれば
この見る見る目減りしていく
自分の資産を見て怖くなってる方も
多いのではないでしょうか?
パッとしない岸田政権下で唯一
この意味不明なバブルを上回る
株式市況だけが支えだったのに
日銀の追加利上げで円高株安
景気不安と、一気に爆発してしました
旅行会社というのは
外国人観光客を相手に商売する
インバウンド業者と
邦人を相手に海外へ送り出す
アウトバウンド業者と二通りあって
殆どが国内から海外に行かせる
アウトバウンドなだけに
円安よりは円高のほうが歓迎されます
1ドルが160円より140円のほうが
食事しても、モノを買っても得なわけで
たくさんお金を使う人ほど差は大きい
そもそも、100円切ってた時代からすれば
この140円だって、まだまだなんですが
この円高?といっていいのか
わかりませんが
この金額が航空運賃や現地の
地上費(ホテル代やバス代、観光代など)
に反映されるのは
少なくとも3か月後以降とか
今日下がったから、明日から急に
これらの費用が下がるなどという事は
ないのです
すでに今年度下期(10月以降)の商品は
店頭に並んでいますから
このまま130円~40円台で推移したとしても
旅行代金が安くなるのは
年明けか来春の上期商品から
という事になります
先日、他社さんで打ち合わせしてると
今秋のタイ、バンコク旅行の旅行代金が
3泊4日で30万くらいするのだとか
私の感覚では、
せいぜい10~15万という
イメージでしたが
今はそのくらいのAIRとLANDの
金額設定なんだとか
ハワイも平気で40万くらいかかって
現地でも朝飯が1万円近くかかったりで
円安と物価高で偉い事になってました
円高になると海外旅行者が増えてくる!
とか言ってると
輸出関連が軒並み悪くなって
今よりもっと
世の中の景気が悪くなって
余裕もなくなってきて
円高になっても、まったく海外なんか
行ける状態じゃない!って
感じになるんですよね
そう言うのが全く関係ない
一部の富裕層だけが楽しめる
それが海外旅行という事に
なってしまうので
結局、旅行会社なんて
どっちでもいいみたいな話です
それでは今日はこれくらいで