桜は見たいけど…「お人好し日本」で大丈夫?
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2026年2月15日(日)
2368号になります
きょうもよろしくお願いします
ネットニュースの記事ですが…
現在、あのロシアで
日本への観光ビザを求める人々が
大使館や新設されたビザセンターに
大行列を作っているというのです
記事によるとビザ申請件数は
コロナ禍前の2019年が約5万件に対し
昨年は約13万件と倍以上に急増して
今まさに空前の「日本旅行ブーム」が
起きていると書いています
今の国際情勢を考えれば奇妙だと思いません?
日本はウクライナ侵攻を受けて
ロシアを「非友好国」に指定し
経済制裁も継続しています
北方領土問題でも厳しいやり取りが続く中
一方でロシアの一般市民たちは
「日本の桜が見たい」と列をなしている
かつては中国からの団体客が
インバウンドの主役でしたが
最近では例の高市総理の
台湾有事に関する発言などの影響もあり
中国からの客足は以前ほどありません
その穴を埋めるほどではないにしても
ロシア人が押し寄せているという構図です
私個人の正直なところでは
「日本という国は、ここまでされても
来るもの拒まずなのか」と
複雑な心境になるのです
よく「政治と民間交流は別物だ」
と言われます
確かに、キレイな桜を見たいと願う
ロシア人観光客個人個人に罪はない
のかもしれません
彼らを温かく迎えるのが
「おもてなしの国」としての
日本人のあるべき姿だ
という意見も理解はできますが
「日本は少しお人好し過ぎないか?」
という思いもしてきます
経済制裁下にある国から
これほど多くの人々が流入する
ことへのセキュリティ上のリスクや
北方領土問題で譲歩のない
姿勢を見せられながら
こちらだけがビザ発給の利便性を高めて
「えっさほいさ」と歓迎する姿勢は
国家としての「毅然とした態度」が
欠けているようにも見えてしまいます
(ちょっと右寄りでしょうか?)
ロシア人観光客が増えたところで
かつての中国のような爆買いによる
経済効果が期待できるわけでもありません
単に「来てくれるから嬉しい」で済ませて
良い問題ではない気がするのです
こうした状況を見ていると
私は改めて「日本版JESTA(ジェスタ)」の
早期導入を急ぐべきだと強く感じます
アメリカのESTAのように
入国前に詳細な情報を審査し
不適切な人物やリスクのある入国を
未然に防ぐ仕組みは
今の日本に不可欠です
単に「観光客を歓迎する」だけでなく
国益と安全をしっかり守った上での
開放でなければ、それは単なる
「無防備」になってしまいます
観光業の人間なのに度量がない
と言われるかもしれませんが
一国民として、
このまま無条件にウェルカムと
言い続ける事には抵抗があります
美しい桜を守るためにも
まずは入り口をしっかりと管理する
賢い国であってほしいと思います
それでは今日はこれくらいで

