ESTA(エスタ)ってなんだ?その②
おんせん県おおいたで
貸切バス旅行を扱う
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2023年6月22日(木)1395号
今日も宜しくお願いします
ESTA(エスタ)について
昨日からお話しています
いやいや、
ESTA(エスタ)くらい知ってるわ!
という方もいるかと思いますが
知らないという方のために
お話してますので
そういう方はスルーて下さい
昨日の最後のほうに
ESTA申請においては
さまざまな悪質なサイトが
あると書きました
そもそも金だけとって
申請すらもしない
「ニセ申請サイト」や
高額の手数料を
ふんだくられてしまう
「有料申請代行サイト」
があります
いずれも広告料を払って
検索上位になっているだけで
決して公式サイトではないので
要注意だと思ってください
これは、日本人にとって
複雑で面倒な申請作業を
わかりやすくお手伝いしますよ
みたいなサイトなので
ニセサイトではないのですが
本来必要な申請料21ドル
だけで済むところを
数千円から一万円以上の
手数料が上乗せされるという
私にしてみれば夢のような商売
一例で紹介すれば
●申請代行料金
米国への申請料21ドルに加え、代行サービス料を頂戴いたします
米国国土安全保障省申請料($21) + 申請代行サービス料 = $89
となっています
合計131ドルです
そもそも
米国国土安全保障省申請料?
最近また、円安が進んでますから
今日のレートで1ドル142円
本来2,982円で済むのに
そのサイトから申請するだけで
18,600円になってしまうという
やっぱり、私にしてみれば
夢のような商売です
しかも、
入力してくれるわけじゃなく
お客様自らが手数料を払い
自らが入力するのですから
手間も時間もかからず
チャリンチャリンとお金が入る
どこのサイトと書くと問題があるし
きちんと「有料代行サービス」と
書いてありますからね
まったく違法性もないし
客が勝手にそのサイトを
選んでいるわけですから
幾ら払おうが「自己責任」です
カード会社から請求が届いて
はじめてこの法外な金額に
「!?」
となるわけですから
この辺りはちょっと慎重に
やってほしいところではあります
え~~~~っ
と、落胆してる方を
何度か見てきました
では、公式のページをどう探せばよいか?
ひとつは
https://esta.cbp.dhs.gov/
米国税関国境警備局のESTA申請公式サイト (dhs.gov)
govがついてればアメリカ合衆国政府公認
みたいな話になるのでドメインに注意して
サイトにたどり着くという方法
私のすすすめは、こちら
「外務省 ESTA」
と検索で入力すると
外務省のホームページで
米国に渡航される方へという
ページに案内されます
ここから入るのがおすすめです
そしたら自由の女神が
バーンと出てきますので
それが公式のページ
もうひとつ大事なポイントは
はじめに
右上の言語を
英語から日本語に変えること
そうすればすべての質問は
日本語で行われますので
なんら、心配はないはずです
最近はパスポートの
顔写真のある面をスキャンして
データとして取り込むので
パソコンにカメラがないとか
スキャンしてPDFにできない
なんていう方は
スマホのアプリから
行う方法をお勧めします
先ほどのニセサイト
悪質なサイトのかかると
料金だけ決済されて
申請すら行わないという
最悪、お金だけ取られるという
悪質なものもありますので
十分ご注意ください
すべての内容を打ち込み
クレジット決済を行えば
出願番号をくれます
「承認待ち」という表示がでて
72時間以内には回答がなされます
とはいっても
ほとんど、その日の夜か
翌朝には承認が届きます
承認されたかどうかはメールでも
届きますが、
もう一度、同じサイトに行き
名前、パスポート番号、生年月日
そして出願番号を入力すれば
「承認されました」
と表示されます
印刷してパスポートに挟んで
旅行に行く必要はありませんが
それで安心できるのなら
それも良いのではないでしょうか
当社では、代行手続きは
行っておりませんが
わからなくて困ってて
ちょっと聞きたいんだけど
なんていう場合は
お電話いただければ
わかる範囲でお手伝いします
もちろんお金は頂いてません
ESTA申請の申請について
二日間いろいろ書いてきましたが
おわかりいただけましたか
大事なのは
公式ページから申請すること
日本語に変更してから申請すること
です
それでは今日はこれくらいで