搭乗時のモバイルバッテリーに注意
おんせん県おおいたで
旅行会社をやっています
おおいたツーリストの中村です
2025年4月14日(月)
2053号になります
今日もよろしくお願いします
今年1月に発生したエアプサン機内での
モバイルバッテリー発火事故が
きっかけとなって
韓国国土交通部では新ルールを制定
今、韓国、台湾、シンガポールなど
アジア系航空会社は一斉に機内持ち込みの
ルールを変更し始めています
携帯電話やタブレットなど
あらゆる電子機器系を使用する上で
モバイルバッテリーは必須ですが
便利さゆえの思わぬ発火事故が
最近多発しています
中国みたいに自転車やバイク
車と言った路上で発火する分には
まだ処理しやすいんでしょうが
これが上空を飛ぶ畿内となると
煙が出始めるだけでも相当怖い
何しろ「上空」なんですから
【モバイルバッテリーの機内持ち込みルール】
韓国での変更点
- 機内での充電行為(モバイルバッテリー本体の充電、およびバッテリーから他の機器への給電)が全面禁止
- 頭上の収納棚(オーバーヘッドビン)への保管が禁止。身に付けるか座席ポケットに収納する
- 100Wh以下のモバイルバッテリーの持ち込み数を最大5個に制限
- 100Wh超~160Whのモバイルバッテリーは2個まで(要事前承認)
- バッテリーの短絡(ショート)防止措置をとる(端子にテープを貼る・個別包装するなど)
大韓航空、アシアナ航空、LCC(ジンエアー、エアプサン、チェジュ航空など)を含む韓国籍航空会社すべてが対象となります(今年の3月1日から既に実施されています)
台湾の航空会社での変更点
- 機内でのモバイルバッテリー使用・充電の禁止(座席の電源ポートを使ったモバイルバッテリーの充電不可)
- 持ち込み時の梱包は、端子を絶縁(テープで保護)し、個別包装を必須とする
中華航空、エバー航空が対象となります
シンガポール航空の変更点(今月1日から実施しています)
- 機内でのモバイルバッテリー充電を全面禁止(バッテリー本体の充電も、バッテリーからスマホ・PCを充電する行為も不可)
- 100Wh超~160Whのバッテリーは事前許可が必要
各国ともに共通するルールは
機内での充電はダメという事
それから荷物棚には入れない事
日本の航空会社では現在のところ
LCCも含め、特に変更になる兆しは
ありませんが航空業界の流れとして
今後は変わる事も予想されます
安心してみんなが搭乗できるように
持ち込む一人一人の注意が必要です
気を付けましょう
それでは今日はこれくらいで